シラバス - 法学(日本国憲法2単位を含む。)(2)
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- ナンバリングコードCode
- LIB-soc1-152
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- 担当者名Instructor
- 横田 守弘
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- 単位Credit
- 4
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 通年
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 2-201/4-102
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 日本国憲法A(2)
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- この科目は,法学部以外の学部に所属する学生の皆さんへの共通科目として,また,教職を目指す学生の皆さんのための科目として,日本国憲法の概要を講義するための科目です。日本国憲法について講義をする際は,総論・統治機構・基本的人権という3分野をあげるのが通例です。この科目においては,総論と統治機構の分野,具体的には,憲法の歴史,日本国憲法の基本原理,国会・内閣・裁判所の地位と権限,地方自治,天皇、平和主義,憲法の改正といった事柄(言い換えると,日本国憲法の前文,第1章,第2章,第4章から第11章にかかわる事柄)を扱います(基本的人権については後期の「日本国憲法B」において扱います)。また,憲法と関連する限りで民法・刑法・行政法について説明する時間を設けるとともに,日本国憲法の総論・統治機構を説明する際に,民法・刑法・行政法の関連事項を引き合いに出すことがあります。以上をふまえて,この科目の到達目標をまとめると,「憲法,とくに総論・統治機構の分野を学ぶ際の基礎的な知識(基本的な概念や理念,憲法の条文や法令に関する知識,基本的な解釈,最高裁判所の判断など)を修得するとともに,その知識をふまえて総論・統治機構に関する事象を説明することができる。」となります。
授業の概要Course Overview
下記テキストの記述内容を理解できるように解説するとともに,テキストに記述されていないことを必要に応じて補足説明します。法学部生向けの講義ではないので,詳細な解釈論や学説の対立などには立ち入らず,基本的な概念・仕組みや考え方の筋道・特徴に力点を置く予定です。また,なるべく具体的事例を提示しながら基本的な概念や仕組みの重要性を説明するよう心掛けるつもりです。
少なくとも第8回・第13回の授業は遠隔授業(オンデマンド方式)とし,合わせてこの日にMoodleを用いた2回の小テストを実施します。遠隔授業の回の授業としては,Moodleを通じて配信する「プリント画像+音声」のファイルを視聴してもらいます。状況に応じて第8回・第13回の他に1~2回の授業を遠隔授業にすることがありえます。また,進行状況の度合いに応じて下記14回の計画が修正されることがあります。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
この科目は講義科目です。各回においてどのような内容を扱うのかの詳細やテキストの該当ページなどを記したプリントを,事前にMoodleにアップロードします。受講者はこれをダウンロードして確認し,テキスト該当ページを読んで授業に臨んでください。また,補足説明にかかわる情報を事前にMoodleにアップロードすることがあります。授業後は各自必要に応じて重要事項を確認してください。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- この科目の学習を始めるにあたっての予備的説明
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 憲法と他の法分野(1)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 憲法と他の法分野(2)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 世界憲法史
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 日本憲法史
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 統治の基本原理
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 国会(1)
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- 8回目Session 8 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 国会(2)/第1回小テスト
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 内閣
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 地方自治
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 裁判所
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 違憲審査
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- 13回目Session 13 遠隔授業 (Distance) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 平和主義/第2回小テスト
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 憲法改正
教科書・テキストTextbooks
曽我部真裕・横山真紀編『スタディ憲法 第2版』(2023,法律文化社)及び池田真朗他編集代表『法学六法’24』(2023,信山社)
参考書等References
必要に応じて提示します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
小テストと期末試験の他に課題はありません。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
2回の小テストと期末試験の合計点数に基づいて評価します。
小テストは1回20点で合計40点です。Moodleの小テスト機能を用いて実施します。
期末試験は60点です(対面の定期試験)。一切の資料の持ち込みを許可する予定です。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 憲法,とくに総論・統治機構の分野における基礎的な知識を修得し,その知識をふまえて総論・統治機構に関する事象について説明することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 総論・統治機構の分野における基礎的な知識を十分に修得し,その知識をふまえて総論・統治機構に関する事象についてわかりやすく説明することができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 総論・統治機構の分野における基礎的な知識を修得し,その知識をふまえて総論・統治機構に関する事象について説明することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 総論・統治機構の分野における基礎的な知識をほぼ修得しているが,その知識をふまえて総論・統治機構に関する事象についての説明に不十分なところがある。
- 目標下限水準 / Adequate
- 総論・統治機構の分野における基礎的な知識の修得の点で不十分な点があり,自らの知識をふまえた説明までしかできない。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
この科目は日本国憲法の内容の半分である総論・統治機構の分野について扱います。残りの半分である基本的人権の分野については後期開講の「日本国憲法B(1)」・「同(2)」において扱います。憲法に興味のある25期生・26期生・27期生の皆さんが後期「日本国憲法B(1)」または「同(2)」を引き続き受講してくれると,うれしいです。