シラバス － ギリシア語I

  • ナンバリングコードCode
    THE-lin2-207
  • 科目名Subject Name
    ギリシア語I
  • 担当者名Instructor
    石橋　誠一（実務家）
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4/2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限/月曜5時限
  • 教室Classroom
    2-202
  • 授業形態Course Type
    講義・演習
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
    〇
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
ギリシャ語の文字を知るところから始め、最終的には辞書を引きながらでも自力で新約聖書をギリシャ語で読めるようになることを目指します。それによって、キリスト教信仰の根幹に関わる聖書の理解を深めることができます。前期の「ギリシア語I」では、動詞の活用と名詞の変化に習熟することを目指します。

授業の概要Method of Instruction

各回の授業内容に沿って、教科書を学んでいきます。一つの教科書を一通り最後まで学ぶことで、後で調べたいことが出て来た時に教科書が強力な助けになるからです。
少人数の語学の授業ですので、できるだけ対面授業で行いますが、対面授業ができずに遠隔授業となる場合は、同時双方向テレビ会議システムと、場合によってはオンデマンドの講義ビデオも組み合わせて行います。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

予習よりも復習を大事にしてください。復習のための宿題を毎回課します。次の授業の冒頭で、宿題の確認を行います。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：100分
    イントロダクション
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    文字と発音
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    音節、アクセント、句読点
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    動詞活用、直説法能動相現在
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    名詞の変化、第１変化名詞
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    格と用法
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第２変化名詞、定冠詞
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第１・第２変化形容詞、形容詞の位置、形容詞と動詞の格支配
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第２変化の女性名詞、第１変化の男性名詞
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    第３変化名詞、第３変化形容詞、第３変化名詞（つづき）
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    前置詞とその用法
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    eimiの直説法現在、人称代名詞、後接辞と前接辞
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    指示代名詞、強意代名詞autos
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    中・受動相現在、行為者を表すhypo＋属格、能動相欠如動詞
  • 15回目Session 15 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    本時称と副時称、能動相未完了過去、eimiの未完了過去
  • 16回目Session 16 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    中・受動相未完了過去
  • 17回目Session 17 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    並列と相関の接続詞、否定詞、否定疑問文
  • 18回目Session 18 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    再帰代名詞、相互代名詞、所有形容詞
  • 19回目Session 19 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    能動相未来、中動相未来、eimiの未来
  • 20回目Session 20 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    形容詞と副詞の比較、格の特殊用法
  • 21回目Session 21 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    能動相第１アオリスト、中動相第１アオリスト
  • 22回目Session 22 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    能動相第２アオリスト、中動相第２アオリスト
  • 23回目Session 23 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    受動相アオリスト、受動相未来
  • 24回目Session 24 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    能動相現在完了、中・受動相現在完了
  • 25回目Session 25 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    過去完了（能動相、中・受動相）
  • 26回目Session 26 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    動詞の主要部分
  • 27回目Session 27 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    前期学習内容の確認
  • 28回目Session 28 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    試験

教科書・テキストTextbooks

大貫隆『新約聖書ギリシア語入門』（岩波書店、2004年）

参考書等References

織田昭『新約聖書ギリシア語小辞典』（教文館、2002年。2022年オンデマンド版あり）
Nestle-Aland "Novum Testamentum Graece" (NA28、2012)

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

毎回、練習問題を宿題に出します。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

次の授業時に確認します。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

宿題（５０点）、試験（５０点）
原則として、出席が３分の２以上ない場合は単位を取得できません。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
ギリシャ語の文字を知るところから始め、最終的には辞書を引きながらでも自力で新約聖書をギリシャ語で読めるようになることを目指します。それによって、キリスト教信仰の根幹に関わる聖書の理解を深めることができます。前期の「ギリシア語I」では、動詞の活用と名詞の変化に習熟することを目指します。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
ギリシャ語の文章を正確に音読でき、文法的にも正確に説明できる。
目標到達水準 / Excellent
ギリシャ語の文章をおおよそ正確に音読でき、文法的にもおおよそ正確に説明できる。
目標途上水準 / Good
ギリシャ語の文章を音読でき、文法的にも説明できる。
目標下限水準 / Adequate
ギリシャ語の文章をなんとか音読でき、文法的にもなんとか説明できる。
近接水準 / Inadequate
該当なし
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

内容の習熟に合わせて、予定より進度が前後することがあります。
なおこの授業は、「実務経験のある教員による授業科目」です。牧師としての実務経験を持つ担当者が牧会の現場と向き合いながら聖書を読む経験に基づき、新約聖書の言語であるギリシア語の習熟のための指導を行います。