シラバス - ライフデザイン応用(2)
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- ナンバリングコードCode
- COR-lif2-202
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- 科目名Subject Name
- ライフデザイン応用(2)
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- 担当者名Instructor
- 高野 一郎(実務家)
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2
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- 学期Semester
- 後期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 金曜5時限
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- 教室Classroom
- 2-507
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- 授業形態Course Type
- 講義・演習
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
- 〇
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- (1)学修成果を社会における問題解決に活用できる力を身につける。
(2)協力企業(業界)の社会的役割を理解することを通して社会の仕組みを学ぶ。
(3)多様な学問を学ぶ者同士が協働して問題解決に取り組むことを通して汎用能力を身につける。
授業の概要Method of Instruction
特定企業とのコラボ型課題解決学習(PBL)講義。大学での学修を社会で活かしながら上記の到達目標達成を目指す。能力検査票を用いて自身の現在の汎用能力* の水準を把握した後、向上を図る能力要素ごとに目標を設定し、その達成に向けた行動計画を策定する。この行動計画に沿って授業内のグループワークに取り組んでいく。
グループワークでは、企業が抱える課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、最終的に解決策案を提案(プレゼンテーション)する。尚、本講義では実際に企業が抱える課題を扱うため守秘義務が発生する。
尚、本授業はキャリアコンサルタント国家資格を有し、大学生のキャリア形成支援の実務経験を積んだ教員が担当する。
* 汎用能力:個人やチームで取り組む課題において、確実に成果をあげたり、変革を実現したり、新たな価値や課題を創造したりするために必要な能力の総称。本講義では、大学での学修を応用する力、やり遂げる力、信頼構築対話力、客観的/批判的思考力等を伸ばすことを目指す。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
自身で策定した向上計画に基づき、毎回、当日の振り返りと次回の目標設定に関するレポート(課題)を提出すること。また自身が所属するグループにおいて必要となる情報等を事前に自宅で調べておくこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 協力企業が抱える問題の理解 /今回の授業で取り組むテ課題(テーマ)の提示。自身の汎用能力の現状把握と向上計画策定
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ロジカルシンキング(1)/様々なフレームワークの理解と実践① (MECE、ロジックツリー、マトリックス、フロー図、仮説検証等)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- ロジカルシンキング(2)/様々なフレームワークの理解と実践②(KJ法、ニーズとウオンツ、ターゲットとペルソナ等)
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 業界研究・企業研究/協力企業の現状と課題の理解
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 協力企業への訪問(1)/協力企業からの課題の詳細説明と質疑応答
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 問題解決のための計画策定(1)/提示された課題(テーマ)へのアプローチの検討
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 問題解決のための計画策定(2)/提示された課題(テーマ)へのアプローチの検討
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 協力企業への訪問(2)/計画案のプレゼンテーション。提示された課題(テーマ)へのアプローチの発表
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 問題解決策案の問題解決策案の策定(1)データ収集
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 問題解決策案の策定(2)データ分析
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 中間チェック・プレゼンテーション/進捗状況の確認
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 問題解決策案の策定/最終報告会に向けた準備
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 協力企業への訪問(3)/提示された課題(テーマ)の解決策案の最終報告会。最優秀チームの発表と表彰
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 汎用能力の向上計画の振り返りと今後の行動計画策定/当初の計画を振り返り、今後に向けた新たな行動計画を策定する
教科書・テキストTextbooks
なし *教員が資料を配布する。
参考書等References
なし *教員が参考文献を提示する。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
自身で策定した汎用能力の向上計画に基づき、毎回、当日の振り返りと次回の目標設定に関するレポート(課題)を提出すること。また自身が所属するグループにおいて必要となる情報等を事前に自宅で調べておくこと。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
毎回提出する当日の振り返りと次回の目標設定に関するレポートに、教員がコメントを記載する方法でフィードバックする。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
授業中の個人ワークやグループワークへの取り組み、及び提出された毎回の課題に基づいて評価し、評定を行う。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 学修成果を社会における創造的な問題解決に活用できる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 大学における学修に基づいて、他者と協働し、科学的アプローチを用いながら、問題に対する創造的かつ実現可能性の高い解決案を提案できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- 大学における学修に基づいて、他者と協働し、科学的アプローチを用いながら、問題に対する創造的な解決案を提案できる。
- 目標途上水準 / Good
- 不十分ではあるものの、大学における学修に基づいて、他者と協働し、問題に対する解決案を提案できる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 大学における学修を応用できておらず、根拠が希薄であるが、問題に対する解決案を提案できる。
- 近接水準 / Inadequate
- 該当なし
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が十分に無く、または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
- 5回以上欠席した場合や5回以上課題の提出が無い場合は、単位の認定はできない。
履修上の注意Other Course Information
・授業中の個人ワークやグループワークへの取り組みと、自身で策定した向上計画に基づいた毎回の当日の振り返りと次回の目標設定に関するレポート(課題)で評価するため、出席していない回の課題提出は認められない。
・グループワーク中心の講義であり、また協力企業関係者も同席する講義でもあるため、より能動的に学ぶ姿勢や態度が求められる。
・本講義では実際に企業が抱える課題を扱うため守秘義務が発生する。講義で知り得た情報は部外者に口外してはならない。