シラバス - Global Communication Seminar A

  • ナンバリングコードCode
    FLS-gcs3-326
  • 科目名Subject Name
    Global Communication Seminar A
  • 担当者名Instructor
    宮原 哲
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    後期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜3時限
  • 教室Classroom
    L-304
  • 授業形態Course Type
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:その他または複数言語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
グローバル社会で責任ある、説得力ある発言をすることの重要性を理解し、その実現に必要なコミュニケーション能力を学生が身につけることを目指す。
1. 説得があらゆるコミュニケーション行動に含まれることを理解する
2. 自らのコミュニケーション行動に説得力を持たせる工夫をする
3. 他者と議論を交わして相互の説得行動を促進させる

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
社会事象に対して文化的背景によって異なる認識をすることを理解し、異なった考え方を持つこと恐れず、対立が人間関係を活性化できることを習得することを目指す。
1. 情報を収集し、適切に取捨選択したうえで自らの考えを構築するのに役立てる
2. 文化が流動的であることを理解し、日常の社会行動が文化を創造することを理解する
3. 自らの文化的視野を拡大するために、異なるものを恐れずに、新しい知見を獲得する努力をする

授業の概要Method of Instruction

日英両語で授業を進める。This class will be conducted semi-bilingually depending upon the need and appropriateness of the class material and activities. The student's active participation and initiative taking will play a vital role in determining the degree of success in this course. The class will require each student to 1) be curious about and view social phenomena with a critical mind, 2) collect as much information as possible, 3) analyze the information and turn it in the form of intelligence, 4) present the intelligence in a convincing manner, 5) exchange views with one another, and 6) discuss issues in a constructive manner.

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

授業はtime spent togetherの場で、その時間を有効なものとするには事前・事後の学習と準備は必須であり、授業に出席することより大きな意味を持つ。常にさまざまな社会事象に問題意識を持って臨み、情報収集と集めた情報を分析し、取捨選択し、個人の知的資産としての知識を豊かにする努力が必要。下記に示す授業計画はあくまでもこの授業の骨組みであり、「肉」にあたるコミュニケーションの中身は各受講生が抱く関心(例:環境、教育、ジェンダー、医療)に基づいて日頃から情報収集したり、分析したり、あるいは対話を通して自分の知識としたものを豊かにしておくことが求められている。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Introduction to the course and student's self-introductions
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Communication as thinking and meaning constitution コミュニケーションは「意味の創造の過程」であることを理解する
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Communication as perception 認識力がコミュニケーション力の重要な柱であることを理解する
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Informedが指すことを考え、理解する
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Presentations
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Presentations
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    言葉の力、影響について考え、敏感になる習慣を身につける
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    目的力がコミュニケーション力の重要な柱であることを理解する
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    説得力について考え、理解する
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Discussionの真の意味をとらえ、実践に向けた準備をする
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Delivery of ideasの重要性を考え、実践する
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Group Discussions
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Group Discussions
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    Group Discussions

教科書・テキストTextbooks

特定のテキストは使わないが、適宜Reading Assignmentとして指定したものを読む。

参考書等References

なし

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

Individual presentations and group discussion will be the primary assignments, and each student is expected to put a good amount of time and work into each assignment. Other assignments such as outlines for the presentations will be given as well.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

Each assignment will be evaluated and the results will be shared with the student.

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

Quiz ...............................................20%
Individual written report..............25%
Individual presentation................25%
Group discussion .........................30%

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
グローバル社会で責任ある、説得力ある発言をすることの重要性を理解し、その実現に必要なコミュニケーション能力を学生が身につけている。
1. 説得があらゆるコミュニケーション行動に含まれることを理解する
2. 自らのコミュニケーション行動に説得力を持たせる工夫をする
3. 他者と議論を交わして相互の説得行動を促進させる
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
1. すべてのコミュニケーション行動に説得の要素が含まれることを理解する能力に優れている
2. 自らのコミュニケーション行動を客観的に観察し、評価したうえで説得力を増す工夫をする能力に優れている
3. ディスカッション能力に優れている
目標到達水準 / Excellent
1. すべてのコミュニケーション行動に説得の要素が含まれることを理解する能力を持っている
2. 自らのコミュニケーション行動を客観的に観察し、評価したうえで説得力を増す工夫をする能力を持っている
3. ディスカッション能力を持っている
目標途上水準 / Good
1. すべてのコミュニケーション行動に説得の要素が含まれることを理解する能力を概ね持っている
2. 自らのコミュニケーション行動を客観的に観察し、評価したうえで説得力を増す工夫を概ね持っている
3. ディスカッション能力を概ね持っている
目標下限水準 / Adequate
1. すべてのコミュニケーション行動に説得の要素が含まれることを理解する能力が不十分である
2. 自らのコミュニケーション行動を客観的に観察し、評価したうえで説得力を増す工夫をする能力が不十分であるる
3. ディスカッション能力が不十分である
近接水準 / Inadequate
1. すべてのコミュニケーション行動に説得の要素が含まれることを理解する能力をほとんど持っていない
2. 自らのコミュニケーション行動を客観的に観察し、評価したうえで説得力を増す工夫をする能力をほとんど持っていない
3. ディスカッション能力をほとんど持っていない
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会事象に対して文化的背景によって異なる認識をすることを理解し、異なった考え方を持つこと恐れず、対立が人間関係を活性化できることを身につけている
1. 情報を収集し、適切に取捨選択したうえで自らの考えを構築するのに役立てる
2. 文化が流動的であることを理解し、日常の社会行動が文化を創造することを理解する
3. 自らの文化的視野を拡大するために、異なるものを恐れずに、新しい知見を獲得する努力をする
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
1. 自らの情報リテラシーを観察、評価する能力に優れている
2. 文化とコミュニケーションとの関係を観察、考察、評価する能力に優れている
3. 他者と自分との違いを認め、理解し、その上で知見を交換する価値を認める能力に優れている
目標到達水準 / Excellent
1. 自らの情報リテラシーを観察、評価する能力を持っている
2. 文化とコミュニケーションとの関係を観察、考察、評価する能力を持っている
3. 他者と自分との違いを認め、理解し、その上で知見を交換する価値を認める能力を持っている
目標途上水準 / Good
1. 自らの情報リテラシーを観察、評価する能力を概ね持っている
2. 文化とコミュニケーションとの関係を観察、考察、評価する能力を概ね持っている
3. 他者と自分との違いを認め、理解し、その上で知見を交換する価値を認める能力を概ね持っている
目標下限水準 / Adequate
1. 自らの情報リテラシーを観察、評価する能力が不十分である
2. 文化とコミュニケーションとの関係を観察、考察、評価する能力が不十分である
3. 他者と自分との違いを認め、理解し、その上で知見を交換する価値を認める能力が不十分である
近接水準 / Inadequate
1. 自らの情報リテラシーを観察、評価する能力をほとんど持っていない
2. 文化とコミュニケーションとの関係を観察、考察、評価する能力をほとんど持っていない
3. 他者と自分との違いを認め、理解し、その上で知見を交換する価値を認める能力をほとんど持っていない
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

この授業は原則英語で行うが、授業を英語の「練習の場」と考えないでもらいたい。英語を使って考える力は個人が個人として努力するのであって、授業がその努力の場ではない。TOEIC-IPのスコアが700点以上の学生に限定しているのはそのためである、ということをよく理解して授業に臨んでもらいたい。