シラバス - フランス語圏社会研究
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- ナンバリングコードCode
- FLS-frs3-318
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- 科目名Subject Name
- フランス語圏社会研究
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- 担当者名Instructor
- 北垣 徹
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 3-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 木曜2時限
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- 教室Classroom
- 4-301
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- 授業形態Course Type
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- フランス現代社会論
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 様々なメディアを利用しながら、基礎的なフランス語を理解しつつ、フランス語圏の多様な文化や社会に関する幅広い知識を身に付ける。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 習得したフランス語の運用能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識をもとに、多様な観点から考察を加えつつ、論理の展開や表現の方法を工夫をしながらレポートを作成できる。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を捉え、解決の糸口を探ることができる。
授業の概要Course Overview
現代フランス語圏社会についての総合的入門講義。フランスについて、またベルギーやスイス、カナダ、カリブ海地域、アフリカのフランス語圏地域について、政治・経済・社会・文化等の側面を、歴史的背景も踏まえながら概観していく。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
Moodle上に掲載される資料や、シラバスに指定した参考書等は、事前に目を通して予習を行うこと。また、各回の講義で使用したスライドは、随時Moodle上に掲載されるので、それを通じて事後の復習を行うこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- フランスってどんな国?フランス語を話す地域はどこ?
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 共和国の憲法
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 大統領制とは?
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 国民議会は何をするところ?
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 普通選挙にいたる道
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 女性の参政権はいかにして獲得されたか
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- フランスの地方制度とは?
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 「海外のフランス」はどこにある?
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 移民とその子孫たち
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 移民の辿ってきた道
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 都市と郊外
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- フランスの初等・中等教育
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- フランスの高等教育
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- フランスの文化政策
教科書・テキストTextbooks
特に指定するテキストはない。「参考書・参考資料等」に掲げる文献や、講義中に紹介する文献・資料等を適宜参照のこと。
参考書等References
東京都立大学フランス文学研究室編『フランスを知る―新〈フランス学〉入門』法政大学出版局、2003年
新倉俊一他編『事典 現代のフランス[増補版]』大修館書店、1997年
ミュリエル・ジョリヴェ『移民と現代フランス』集英社新書、2003年
工藤庸子『宗教vs.国家―フランス〈政教分離〉と市民の誕生』講談社現代新書、2007年
宮島喬『ヨーロッパ市民の誕生』岩波新書、2004年
柴田三千雄『フランス史10講』岩波新書、2006年
石井洋二郎『フランス的思考―野生の思考者たちの系譜』中公新書、2018年
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
各回ごとに提出するコメントおよび学期末に作成するレポート(事前にテーマ・参考文献を選んで届け出る)。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
授業内容や課題に関する質問は、随時Moodleを通じて受け付ける。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
各回ごとに提出するコメント(20%)および学期末に作成するレポート(80%)。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 様々なメディアを利用しながら、基礎的なフランス語を理解しつつ、フランス語圏の多様な文化や社会に関する幅広い知識を身に付けている。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 多様なメディアを使いこなし、フランス語で書かれた記事を十分に理解し、自らの卓越した力によってフランス語圏の多様な文化や社会に関する幅広い知識を身に付けている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 多様なメディアを使いこなし、フランス語で書かれた記事をある程度理解し、自らの力でフランス語圏の多様な文化や社会に関する知識をある程度身に付けている。
- 目標途上水準 / Good
- 一部のメディアを使って、フランス語で書かれた記事をある程度理解し、授業を通じてフランス語圏の多様な文化や社会に関する知識を得ている。
- 目標下限水準 / Adequate
- フランス語で書かれた記事を理解することはできないが、授業を通じてフランス語圏の多様な文化や社会に関する知識を得ている。
- 近接水準 / Inadequate
- フランス語で書かれた記事を理解することができず、授業を通じてフランス語圏の多様な文化や社会に関する知識を得ていない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 習得したフランス語の方法能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識をもとに、多様な観点から考察を加えつつ、論理の展開や表現の方法を工夫をしながらレポートを作成できる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- すぐれたフランス語能力や、フランス語圏の文化や社会についての豊富な知識をもとに、多様な観点から考察を加えつつ、論理の展開や表現の工夫も十分になされてレポートが作成できる。
- 目標到達水準 / Excellent
- ある程度のフランス語能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識をもとに、多様な観点から考察を加えつつ、論理の展開や表現の工夫もある程度なされてレポートが作成できる。
- 目標途上水準 / Good
- ある程度のフランス語能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識をもとにレポートが作成できるが、観点の多様性が限られており、論理の展開や表現の工夫に乏しい。
- 目標下限水準 / Adequate
- フランス語能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識が限られており、何とかレポートは作成できるが、観点の多様性・論理の展開、表現の工夫が窺われない。
- 近接水準 / Inadequate
- フランス語能力や、フランス語圏の文化や社会についての知識が乏しく、レポートを作成することができない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を捉え、解決の糸口を探ることができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- フランス圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を的確に捉え、実現可能と思われるすぐれた解決の糸口を探ることができる。
- 目標到達水準 / Excellent
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を的確に捉え、実現可能と思われる何らかの解決の糸口を探ることができる。
- 目標途上水準 / Good
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を多少なりとも捉えてはいるが、実現不可能な解決の糸口を探るにとどまっている。
- 目標下限水準 / Adequate
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を多少なりとも捉えてはいるが、解決の糸口を探るまでにはいたっていない。
- 近接水準 / Inadequate
- フランス語圏で起こっている時事的な事柄について、問題の本質を捉え切れておらず、解決の糸口をまったく見いだせていない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
履修上の注意Other Course Information
フランス語圏社会の最新の動向にかんして、日頃からメディアを通じて注視しておくこと。