シラバス - 英語史

  • ナンバリングコードCode
    FLS-ens3-308
  • 科目名Subject Name
    英語史
  • 担当者名Instructor
    田中 俊也
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜3時限
  • 教室Classroom
    2-504
  • 授業形態Course Type
    講義
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    英語史A

    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
英語が歴史の中でどのように発達したのかを学び、国際共通語としての現代英語がいかにして成立したのか理解できるようにすることを到達目標とします。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
自然言語としての英語は、歴史の中でその語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴を変化させていきましたが、現代英語の中に、以前の英語の特徴の名残が見られることがあります。英語史を学ぶことで、現代英語の特徴をより深く理解できるようにします。

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
N/A

授業の概要Course Overview

時間軸に沿って、言語としての英語の系統の考察から始め、(前)古英語期、中英語期、近代英語期、そして現代英語および世界の英語へと、学習を進めて行きます。どのような歴史的・社会的な背景のもとに英語が発達したのかに加え、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴がどのようにして発達したのか、理解できるように授業を進めます。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

授業内で毎週100分、授業外(自宅などでの予習や復習)で100分程度、14週に渡って学習を継続することを前提にこのコースが構成されています。授業に遅刻せずに毎回出席すると同時に、必要な時間予習や復習を必ず行ってください。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    英語史の全体像、英語史を学ぶ意義
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    英語の系統:インド・ヨーロッパ語族・ゲルマン語派に属する英語
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    前古英語期:前古英語の歴史的・社会的背景
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    古英語期(1):古英語の歴史的・社会的背景
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    古英語期(2):古英語の語彙的・音韻的特徴
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    古英語期(3):古英語の形態的・統語的特徴
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    中英語期(1):中英語の歴史的・社会的背景
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    中英語期(2):中英語の語彙的・音韻的特徴
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    中英語期(3):中英語の形態的・統語的特徴
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    近代英語期(1):近代英語の歴史的・社会的背景
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    近代英語期(2):近代英語の語彙的・音韻的特徴
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    近代英語期(3):近代英語の形態的・統語的特徴
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    現代英語および世界の英語(1):現代英語および世界の英語の歴史的・社会的背景
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
    現代英語および世界の英語(2):現代英語および世界の英語の語彙的・音韻的・形態的・統語的特徴

教科書・テキストTextbooks

中尾俊夫・寺島みち子『図説 英語史入門』(大修館書店)ISBN: 978-4-469-24196-2
その他、適宜プリントを配布します。

参考書等References

OED Online(本学図書館ポータルから、アクセスしてください)
The Cambridge History of the English Language, 6 volumes, Cambridge University Press
その他、教科書の巻末に挙げられた書物を参考書として、適宜活用してください。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

毎回授業でミニレポート(あるいは小テスト)を課す予定です。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業で課したミニレポート(あるいは小テスト)に対するフィードバックは、原則として次回の授業で行います。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

毎回の授業で課すミニレポート(あるいは小テスト)の合計が50%、期末試験が50%とします。(ただし、「履修上の注意」に記すように、授業に14回全回遅刻せずに出席することを前提にします。)

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
英語の歴史的な発達過程を理解しているか、および、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解しているか。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
英語の歴史的な発達過程を理解し、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解することが卓越してできる。
目標到達水準 / Excellent
英語の歴史的な発達過程を理解し、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解することが十分にできる。
目標途上水準 / Good
英語の歴史的な発達過程を理解し、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解することが概ねできる。
目標下限水準 / Adequate
英語の歴史的な発達過程を理解し、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解することがある程度できる。
近接水準 / Inadequate
英語の歴史的な発達過程を理解し、英語の語彙的、音韻的、形態的、統語的特徴の変遷の大枠を理解することがほとんどできない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
英語史の視点から、現代英語の特徴をより深く理解できるか。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
英語史の視点から現代英語の特徴をより深く理解することが卓越してできる。
目標到達水準 / Excellent
英語史の視点から現代英語の特徴をより深く理解することが十分にできる。
目標途上水準 / Good
英語史の視点から現代英語の特徴をより深く理解することが概ねできる。
目標下限水準 / Adequate
英語史の視点から現代英語の特徴をより深く理解することがある程度できる。
近接水準 / Inadequate
英語史の視点から現代英語の特徴をより深く理解することがほどんどできない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
N/A
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
N/A
目標到達水準 / Excellent
N/A
目標途上水準 / Good
N/A
目標下限水準 / Adequate
N/A
近接水準 / Inadequate
N/A
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

授業には14回全回遅刻せずに出席することを前提にします。やむを得ない事情で欠席する(した)場合は、医師の診断書などを添えて必ず届けを提出するようにしてください。欠席や遅刻が多い場合は、期末試験受験が許可されず、成績判定の割合に関わらず単位不認定となるので、注意してください。(成績判定の割合を無効にして、大幅減点ということもあり得ます。)
教科書、配布プリント、英和(英英)辞典、ノートも、忘れないで持って来るよう注意してください。
質問等は歓迎しますので、遠慮せずに尋ねるようにしてください。