シラバス - 通訳研究I
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- ナンバリングコードCode
- FLS-ens2-229
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- 科目名Subject Name
- 通訳研究I
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- 担当者名Instructor
- 前田 結花
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 木曜1時限
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- 教室Classroom
- 1-610
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- 授業形態Course Type
- 講義 ・ 演習 ・ 実技
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 不可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 外国語と母語による言語活動に関する能力を習得しているとともに、個別領域のみならず複合領域にわたって積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけている。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察し、論理の展開や表現の方法を工夫しながら、目的に応じて議論を行う言語運用能力を身に付けている。
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 外国語学分野に関する研究活動に必要となる基礎的な研究方法及び外国語学に関する専門的知識や研究方法を活用し、自ら課題を解決することのできる創造性を身に付けている。
授業の概要Course Overview
通訳にはどのような形態・種類があるのか、またそれぞれの通訳にはどのような技能が求められるかについて概説したうえで、具体的な通訳基礎トレーニング(単語・用語のクイックリスポンス、シャドウィング、リテンション(内容保持・再現)、サイトトランスレーション等)を実践します。テーマに関する英語スピーチを準備して授業の中で発表してもらい、その際にはクラスメートが英日逐次を担当します。学期の後半にはテキストの題材を使った英日逐次通訳の実践と日英逐次通訳を少しずつ取り入れていきます。通訳研究Iでは英日逐次通訳が主体で、通訳研究IIでさまざまなトピックの日英逐次通訳を実践することになります。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
教科書の音声はストリーミングサイトで聴くことができ、QRコードから直接アクセスすることができますので、自主学習に大いに活用してください。
毎回指定されたユニットのListeningパートの音声教材の英文を聴いて、おおよその内容を理解したうえで授業に臨んでください。
シャドウィング、リピーティング練習。
英語ニュースやエッセイを教材として使用するさい、スムーズな訳出ができるよう訳出準備を宿題として課す場合があります。
(合計約2時間)
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- オリエンテーション。通訳の種類について。自主学習についてのガイダンス。
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):100分
- 英語で自己紹介・英日逐次通訳(1~2センテンスのチャンクで)、テキストUnit 1 (Listening)
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit1(Words and Expressions, Shadowing, Retention) リテンションについて
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 1 (逐次通訳)、英語から日本語への前出し速訳練習
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 2(Retention, 英日逐次)、英語から日本語への前出し速訳練習
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 2(日英逐次)、通訳の形態について
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テーマスピーチ発表(前半)ノートテイキングと英日逐次通訳
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テーマスピーチ発表(後半)ノートテイキングと英日逐次通訳
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 3(逐次通訳)、日本の祝日
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 3(Role-play通訳練習)、日本の祝日小テスト
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 4(Retention, 英日逐次)
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- テキストUnit 4(日英逐次)
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- レセプション司会の日英通訳練習、英日前出し速訳練習
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):120分
- プレゼンテーションの日英通訳練習、英日前出し速訳練習
教科書・テキストTextbooks
授業で学ぶ<通訳>入門 – ボーダレスな世界を目指して(松柏社)
ISN978-4-88198-779-7
参考書等References
「英語のハノン」(筑摩書房)音声ストリーミングサイト
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
授業参加、サイトトランスレーションや逐次通訳のパフォーマンス、Moodleのフォーラムへの参加、テーマスピーチ発表(内容・デリバリー・ワードチョイス)、学期末試験の点数を総合的に評価します。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 外国語と母語の「聴く」「話す」「読む」「書く」という4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図ることができる(総合的な言語運用能力)
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図ることに優れている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図ることができる。
- 目標途上水準 / Good
- 4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図ることが概ねできる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図ることが不十分である。
- 近接水準 / Inadequate
- 4つの領域の言語活動を有機的に関連付け、積極的にコミュニケーションを図る能力が不十分である。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - B(思考力・判断力・表現力等)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる。
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力に優れている。
- 目標到達水準 / Excellent
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる。
- 目標途上水準 / Good
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することが概ねできる。
- 目標下限水準 / Adequate
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力が不十分である。
- 近接水準 / Inadequate
- 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することがほとんどできない。
- 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 3
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- 外国語分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できる。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる。
(具体的には通訳の種類・形態、通訳に必要とされる技能とトレーニング方法などが含まれます。)
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- 外国語学分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解に優れている。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力に優れている。 - 目標到達水準 / Excellent
- 外国語学分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解している。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる。 - 目標途上水準 / Good
- 外国語学分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を概ね理解できている。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することが概ねできる。 - 目標下限水準 / Adequate
- 外国語学分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解が不十分である。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力が不十分である。 - 近接水準 / Inadequate
- 外国語学分野の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法をほとんど理解できていない。
これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することがほとんどできない。 - 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation