シラバス - 英語特別研究(2)

  • ナンバリングコードCode
    FLS-bas2-217
  • 科目名Subject Name
    英語特別研究(2)
  • 担当者名Instructor
    河原 真也
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    木曜4時限
  • 教室Classroom
    3-303
  • 授業形態Course Type
    講義
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
4つの領域の言語活動を有機的に関連付け積極的にコミュニケーションを図ることができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
主に以下のいずれかを到達目標とする
(i) 様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察できる
(ii) 論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行うことができる 
(iii) 自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される知識・スキルを有している。

授業の概要Method of Instruction

 英語圏(主としてイギリス、アイルランド)やアジアで発刊された英字新聞を読み、扱われたテーマについて見聞を深めると同時に、英字新聞特有のレトリックや語彙を習得すること主な目的とします。授業では最新の国際情勢を踏まえて1つのテーマ(出来事)を選び、英語圏のメディアがどのように報じているか、複数の日本の新聞記事を比較しながら検証していきます。記事の社会的背景を解説した後は、受講者の提示した問題点に基づくディスカッションも行っていきます。他の受講生の意見を参考にしながら、自分なりの考えを確立する練習をしていきましょう。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

1.指定された記事について、関連する日本の記事を参照・引用しながら、問題点を指摘し、それをA4用紙1枚程度にまとめて提出することが毎回求められます。(90分程度)
2.授業後に期末試験に向けて、記事の内容を整理し、未知の単語を確認する作業が必要となります。(90分程度)

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):60分
    オリエンテーション
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):230分
    英字新聞の文体に慣れる、日本の英字新聞を読む
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英語圏の新聞の社会面を読む
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英語圏の新聞の政治面を読む
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英語圏の新聞の経済面を読む
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英語圏の新聞の訃報記事を読む
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英国の高級紙(保守系)を読む:The Times
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英国の高級紙(リベラル系)を読む:The Guardian
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英国の経済紙を読む:Financial Times
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    英国のタブロイド紙を読む: The Sun
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    アイルランドの日刊紙を読む:The Irish Times
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    シンガポールの日刊紙を読む:The Strait Times
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    香港の日刊紙を読む:South China Morning Post
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    まとめ

教科書・テキストTextbooks

なし

参考書等References

 最新の国際情勢に絶えず目を向けておくため、可能であればTVのニュースだけでなく、日本の全国紙(朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞)のいずれかを授業期間中、定期的に読むことが望ましい。最低でも、図書館のサイト経由でオンライン版の新聞を活用することが求められます。使用法については初回授業時に説明します。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

記事について新聞データベースを活用しながら、毎授業時にA4用紙1枚程度のレポート(日本語)の提出が求められます。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

レポートについては、翌週に評価を付けて返却する。大事な点については、口頭で授業内にコメントする。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

新聞記事についての報告(50%)、期末試験(30%)、ディスカッションへの参加度(20%)

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
 英語による言語活動に関する能力を習得しているとともに、個別領域のみならず複合領域にわたって積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけている。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
4つの領域の言語活動を有機的に関連付け積極的にコミュニケーションを図ることに優れている。
目標到達水準 / Excellent
4つの領域の言語活動を有機的に関連付け積極的にコミュニケーションを図ることができる。
目標途上水準 / Good
4つの領域の言語活動を有機的に関連付ける積極的にコミュニケーションを図ることが概ねできる。
目標下限水準 / Adequate
4つの領域の言語活動を有機的に関連付ける積極的にコミュニケーションを図る能力が不十分である。
近接水準 / Inadequate
4つの領域の言語活動を有機的に関連付け積極的にコミュニケーションを図ることがほとんどできない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
 様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察し、英語による論理の展開や表現の方法を工夫しながら、目的に応じて議論を行う言語運用能力を身に付けている。また英語を通し、的確に情報を収集することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
上記の到達目標に基づき、以下のいずれかを評価尺度とする。
(i)様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察する能力に優れている。
(ii)論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行う能力に優れている。
(iii)自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力に優れている。
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される、優れた知識・スキルを有している。
目標到達水準 / Excellent
上記の到達目標に基づき、以下のいずれかを評価尺度とする。
(i) 様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察できる。
(ii)論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行うことができる。
(iii)自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる。
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される知識・スキルを有している。
目標途上水準 / Good
上記の到達目標に基づき、以下のいずれかを評価尺度とする。
(i)様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から概ね考察できる。
(ii)論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行うことが概ねできる。
(iii)自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することが概ねできる。
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される知識・スキルを概ね有している。
目標下限水準 / Adequate
上記の到達目標に基づき、以下のいずれかを評価尺度とする。
(i)様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点から考察する能力が不十分である。
(ii)論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行う能力が不十分である。
(iii)自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力が不十分である。
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される知識・スキルが不十分である。
近接水準 / Inadequate
上記の到達目標に基づき、以下のいずれかを評価尺度とする。
(i)様々なジャンルや話題に関する事実や意見などを多様な観点からの考察がほとんどできない。
(ii)論理の展開や表現の方法を工夫し、目的に応じて議論を行うことがほとんどできない。
(iii)自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することがほとんどできない。
(iiii) 英語による発話・文章を正しく理解するために要求される知識・スキルがほとんどない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適。
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

 毎回指定された英字新聞の記事についての簡単なレポート(A41枚程度用紙1枚程度)の提出が求められ、その記事についてディスカッションを行う授業だと理解したうえで、履修してください。ディスカッションにおいては、拙い意見でも全く問題ありませんので、積極的に発言する意欲をもつ受講生を歓迎します。