シラバス - 英語圏文学史A
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- ナンバリングコードCode
- FLS-bas2-209
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- 科目名Subject Name
- 英語圏文学史A
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- 担当者名Instructor
- R.J.ホドソン
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 木曜2時限
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- 教室Classroom
- 2-301
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- 授業形態Course Type
- 講義
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- メディア授業Distance Learning Course
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- 備考Remarks
- イギリス文学史A
使用言語:英語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
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- 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
- 可
授業の到達目標Objectives to be Attained
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 英語圏の文学と歴史に関する知識を習得して教養を培い、英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識を身に付けている。
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要となる基礎的な研究方法及び英語圏文学史に関する専門的知識や研究方法を活用し、自ら課題を解決することのできる創造性を身に付けている。
授業の概要Course Overview
初期から18世紀までの英語圏文学史がイギリスでどう発祥し、イギリスとアメリカでどう発展したか、講義する。文学テクストの抜粋や映像によって講義の理解を補い、文学に対する学生の関心を高めながら、英語の歴史と英語圏文学の歴史の関係について理解を深めるように指導する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。授業回毎に以下、2 コマ相当(200 分)の自主学習を求める。
・毎回の授業を担当する教員名のついたMoodleで指示されるとおりに、該当するテキスト及び参考書等の当該箇所について、事前に目を通して概要を把握しておくこと(50%)。
・各回の講義で使用したスライドは、随時 Moodleに 掲示されるので事後復習 すること(50%)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- オリエンテーション、【14世紀イギリス】中英語と中世期の文学
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- 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【14、15世紀イギリス】騎士道ロマンス
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- 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【15、16世紀イギリス】中世から近世への文化と文学
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- 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【16、17世紀イギリス】ルネサンス詩
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- 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【16、17世紀イギリス】ルネサンス演劇
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- 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【17世紀イギリス】17世紀前半の詩とピューリタン文学
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- 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【17、18世紀イギリス】王政復古時代の演劇・18世紀の演劇
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- 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【17、18世紀イギリス】新古典主義時代の詩・18世紀前半の風刺
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- 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【18世紀イギリス】小説の飛躍発展
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- 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【18世紀イギリス】18世紀後半とロマン主義時代の小説
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- 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【18世紀イギリス】ロマン主義時代の詩
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- 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【16、17世紀アメリカ】植民地時代の文学
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- 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【18世紀アメリカ】ピューリタン文学
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- 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
- 【18世紀アメリカ】啓蒙思想の文学(14 回の授業とは別に定期試験を実施)
教科書・テキストTextbooks
テキスト
(イギリス文学)ジェフリー・チョーサー『カンタベリー物語』、トマス・マロリー『アーサー王の死』、トマス・モア『ユートピア』、エドマンド・スペンサー『妖精の女王』、ウィリアム・シェイクスピア『ソネット集』、『エヴリマン』、クリストファー・マーロウ『フォースタス博士』、ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』、ジョン・バニヤン『天路歴程』、ジョン・ミルトン『失楽園』、ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』、ジョン・ドライデン『マクフレクノー』、アレキサンダー・ポープ『髪盗人』、サミュエル・リチャードソン『パミラ』、ヘンリー・フィールディング『トム・ジョーンズ』、ウィリアム・ワーズワースとサミュエル・テイラー・コールリッジ『抒情民謡集』、ジェーン・オースティン『高慢と偏見』、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』ほか。
(アメリカ文学)ジョン・スミス『ヴァージニア、ニューイングランドおよびサマー諸島総史』、ウィリアム・ブラッドフォード『プリマス植民地の歴史』、ジョン・ウィンスロップ『ニューイングランド総史』、アン・ブラッド・ストリート『アメリカに生まれた10番目の詩神』、メアリー・ローランドソン『インディアンに囚われた白人女性の物語』、エドワード・テイラー「経験」、ジョナサン・エドワーズ『いかれる神の手の中にある罪人』、フィリス・ウィートリー『様々な主題、宗教、道徳についての詩』、ベンジャミン・フランクリン『自伝』、ハナ・ウェブスター・フォスター『コケット』、ウィリアム・ヒル・ブラウン『共感力』、スザンナ・ローソン『シャーロット・テンプル』、チャールズ・ブロックデン・ブラウン『ウィーランド』ほか。
プリントや資料を配布またはMoodle上に掲載。
参考書等References
石塚久郎『イギリス文学入門』(三修社)
諏訪部浩一『アメリカ文学入門』(三修社)ほか。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
各講義後には、講義内容に関連したMoodle上での小テストを受験する。レポートを提出する。期末試験は穴埋め問題形式。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
Moodleを通して行う。
成績評価Evaluation
成績評価の方法 / Evaluation Method
DP 観点「A」については小テストと定期試験、DP 観点「C」については小テストとレポートに基づいて評価する。評定は双方の観点の達成状況を勘案して行う。なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。
観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated
SEQ 1
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - A(知識・技能)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識を習得して文学的教養を身に付ける
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識を身に付ける
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識の習得に優れている
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識の習得に優れている - 目標到達水準 / Excellent
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識の習得ができている
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識の習得ができている - 目標途上水準 / Good
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識の習得が概ねできている
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識の習得が概ねできている - 目標下限水準 / Adequate
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識の習得が不十分である
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識の習得が不十分である - 近接水準 / Inadequate
- i. 英語圏の文学と歴史に関する知識の習得がほとんどできていない
ii. 英語圏文学史の背景にある多様な文化や社会に関する広い知識の習得がほとんどできていない - 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
SEQ 2
- DP観点 / Diploma Policy
Target Category - C(総合的な学修経験・創造性)
- 成績評価の規準 / Evaluation Criteria
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できる
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができる
- 評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
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- 卓越水準 / Outstanding
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解に優れている
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力に優れている
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめる能力に優れている - 目標到達水準 / Excellent
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できる
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができる - 目標途上水準 / Good
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を概ね理解できる
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することが概ねできる
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることが概ねできる - 目標下限水準 / Adequate
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解が不十分である
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力が不十分である
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめる能力が不十分である - 近接水準 / Inadequate
- i. 英語圏の文学と歴史に関する研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法をほとんど理解できていない
ii. これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することがほとんどできていない
iii. 調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることがほとんどできていない - 評価不能 / Unevaluable
- 評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
- 成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation