シラバス － 福祉サービスの組織と経営

  • ナンバリングコードCode
    SOC-bas2-203
  • 科目名Subject Name
    福祉サービスの組織と経営
  • 担当者名Instructor
    田中　康雄
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜1時限
  • 教室Classroom
    1-202
  • 授業形態Course Type
    講義
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語：日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer
    不可

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
社会福祉学及び関連分野の知見の修得に向けて、人と社会を結び付け、福祉サービスに関する組織や団体を理解することができる。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を理解し、それらの知識等を現実のものとして活用できるよう判断することができる。

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を理解し、自律的に探究することができる。

授業の概要Method of Instruction

福祉サービスの組織と経営を知り、理解し、支援が必要な人々が日々の生活を幸福に暮らすために、福祉サービスを安定的に提供する組織において求められる運営、管理、財務、人事労務管理の手法について学ぶ授業である。授業はディスカッションの機会を提供し、適宜学生参加型を採用したアクティブラーニング形式の講義を行う。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

本科目は、授業回ごとに下記の2コマ相当の自主学習が必要となる。
・授業の前に前回のノートや配布資料を読み返してくること（5割）。
・授業の後にノートや配布資料を整理し、関連する文献や資料を集め、復習しておくこと（5割）。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスとは
  • 2回目Session 2 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスを提供する社会福祉法人
  • 3回目Session 3 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスを提供する特定非営利活動法人
  • 4回目Session 4 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスを提供するその他の組織や団体
  • 5回目Session 5 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスの組織運営に関する基礎理論
  • 6回目Session 6 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスの組織における集団の力学やリーダーシップに関する基礎理論
  • 7回目Session 7 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスにおける経営体制
  • 8回目Session 8 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    組織におけるコンプライアンスとガバナンス
  • 9回目Session 9 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスマネジメントとサービスの質の評価
  • 10回目Session 10 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉サービスにおける苦情対応やリスクマネジメント
  • 11回目Session 11 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉経営における会計管理と財務管理
  • 12回目Session 12 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉経営における情報管理と広報戦略
  • 13回目Session 13 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    人事・労務管理と人事評価
  • 14回目Session 14 対面授業 （Face-to-Face） 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review)：200分
    福祉人材の育成および最終試験

教科書・テキストTextbooks

監修：杉本敏夫,編者：小口将典『福祉サービスの組織と経営』,ミネルヴァ書房,2022年.

参考書等References

なし

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

授業の中で説明する。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業の中で説明する。

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

試験70％、授業中の活動への参加状況・課題内容等30%によって評価する。具体的には、DP観点「A」・「B」・「D」については、試験70％、授業中の活動への参加状況・課題内容等30%に基づいて、それぞれの寄与率を勘案し評点を行う。なお、単位認定には、いずれの観点も目標下限水準以上であることを条件とする。

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A（知識・技能）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会福祉学及び関連分野の知見の修得に向けて、人と社会を結び付け、福祉サービスに関する組織や団体を理解することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
学習した内容を社会福祉学及び関連分野の知見に照らし、客観的・総合的に批評することができる。
目標到達水準 / Excellent
学習した内容を社会福祉学及び関連分野の知見に照らし、包括的に説明できる。
目標途上水準 / Good
不十分な点はあるものの学習した内容を社会福祉学及び関連分野の知見に照らし、ある程度説明できる。
目標下限水準 / Adequate
学習した内容を社会福祉学及び関連分野の知見に照らし、最低限説明できる。
近接水準 / Inadequate
現実への活用は難しいが、社会福祉学及び関連分野の知見の修得に向けた福祉サービスの組織と経営に関する基本的知識を獲得している。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B（思考力・判断力・表現力等）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を理解し、それらの知識等を現実のものとして活用できるよう判断することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を十分に理解し、それらの知識等を現実のものとして十分に活用できるよう判断することができる。
目標到達水準 / Excellent
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を十分に理解し、それらの知識等を現実のものとしてある程度活用できるよう判断することができる。
目標途上水準 / Good
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を一定の水準で理解し、それらの知識等を現実のものとしてある程度活用できるよう判断することができる。
目標下限水準 / Adequate
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を一定の水準で理解し、それらの知識等を現実のものとして最低限活用できるよう判断することができる。
近接水準 / Inadequate
社会福祉の対象である人と社会を支える思考方法を身に付けるため、組織と経営に関するリーダーシップ等の基礎理論、労働者の権利、経営の視点と方法、福祉経営における会計管理や財務管理の実務を最低限理解しているが、それらの知識等を現実のものとして活用できるよう判断するまでには至っていない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
D（態度・志向性）
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を理解し、自律的に探究することができる。
評価尺度（水準）/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を十分に理解し、自律的に十分に探究することができる。
目標到達水準 / Excellent
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を十分に理解し、ある程度自律的に探究することができる。
目標途上水準 / Good
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を一定の水準で理解し、ある程度自律的に探究することができる。
目標下限水準 / Adequate
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を一定の水準で理解し、最低限自律的に探究することができる。
近接水準 / Inadequate
社会福祉学において、管理運営において適切な福祉サービスを提供するために必要な仕組みと経営体制、教育・研修による人材育成、人材確保、働きやすい労働環境の整備等の人材マネジメントの理論を一定の水準で最低限理解しているが、自律的に探究するまでには至っていない。
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation
・授業においては、BYOD（Bring Your Own Device：個人のパソコンやスマートフォンを利用）を活用したアクティブラーニング形式を一部採用し、適宜Moodle on SAINS（Web上で動作するeラーニングソフトウェア）を利用するため、授業時に準備しておくこと。

履修上の注意Other Course Information

・双方向型授業を実践するため、受講生には考え、発言する主体的な授業参加を期待する。
・授業回数の一部においては、遠隔授業（オンデマンド形式：moodleを利用）形式を取入れて行なう。
・単位修得には全講義の三分の二以上の出席を必要とする。