シラバス - 英語学研究A

  • ナンバリングコードCode
    FLS-ens3-309
  • 科目名Subject Name
    英語学研究A
  • 担当者名Instructor
    藤本 滋之
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    3-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜3時限
  • 教室Classroom
    2-201
  • 授業形態Course Type
  • メディア授業Distance Learning Course
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
  • 学内単位互換科目としての受講可否Availability for inter-departmental credit transfer

授業の到達目標Objectives to be Attained

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識と思考能力を習得するとともに、言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して深い関心を持つことが出来る。
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識を習得する。
②言語学的な思考能力を身に付ける。
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して深い関心を持つことが出来る。

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
様々な言語現象を言語学の観点から考察し、言語学的論理の展開や議論の方法を身に付ける。
①様々な言語現象を言語学の観点から考察できる。
②言語学的に論理を展開し議論を行うことができる。
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる。

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
英語学研究の研究活動に必要となる基礎的な研究方法及び英語学に関する専門的知識や研究方法を活用し、自ら課題を解決することのできる創造性を身に付ける。
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できる。
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる。
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができる。

授業の概要Method of Instruction

具体的な構文の構造を分析する先行研究の議論展開を追い、統語論研究の議論展開の手法を学んでいく。議論展開の中で登場する統語理論の用語に解説を加えながら、議論展開のアウトラインを掴み、関連する事例や異なる分析も考慮に入れながら問題点を検討し、統語論研究の意識を高める。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前に配布する統語論の研究例(論文)に目を通し、不明な点をチェックしておく。授業後は、与えられた課題を検討し問題意識を高めておく。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):210分
    文の構造を診断するテストとしての移動操作(第1回)
  • 2回目Session 2 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するテストとしての移動操作(第2回)
  • 3回目Session 3 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するテストとしての代入操作(第1回)
  • 4回目Session 4 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するテストとしての代入操作(第2回)
  • 5回目Session 5 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するテストとしての副詞の挿入
  • 6回目Session 6 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するその他のテスト:等位接続、分裂文、挿入
  • 7回目Session 7 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    文の構造を診断するその他のテスト:Somewhere else test 他
  • 8回目Session 8 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    事例研究1:二次述語を伴う文の構造
  • 9回目Session 9 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    事例研究2:否定の助動詞の派生
  • 10回目Session 10 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    事例研究3:A lot of books / A giant of a man の構造
  • 11回目Session 11 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    事例研究4:「S allow NP to do」の構造
  • 12回目Session 12 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    補文標識(接続詞)that の有無と whether / if の選択の相関
  • 13回目Session 13 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    補文標識(接続詞)that の有無と whether / if の選択の相関を説明する原理1
  • 14回目Session 14 対面授業 (Face-to-Face) 事前・事後学習 Study required outside class(Preparation/review):200分
    補文標識(接続詞)that の有無と whether / if の選択の相関を説明する原理2

教科書・テキストTextbooks

授業時に配布する自作の資料

参考書等References

なし

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

扱う論文の議論展開に関する予習問題と復習問題。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業時の質疑とディスカッション

成績評価Evaluation

成績評価の方法 / Evaluation Method

授業への参加度、授業時の発言・応答、試験

観点別評価の入力項目(ルーブリックとその使用方法) / Target to be Evaluated

SEQ 1

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
A(知識・技能)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識と思考能力を習得するとともに、言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して深い関心を持つことが出来る。
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識を習得している。
②言語学的な思考能力を身に付けている。
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して深い関心を持つことが出来る。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識の習得に優れている
②言語学的な思考能力の習得に優れている
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して特に深い関心を持つことが出来ている
目標到達水準 / Excellent
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識の習得ができている
②言語学的な思考能力の習得ができている
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して深い関心を持つことが出来ている
目標途上水準 / Good
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識の習得が概ねできている
②言語学的な思考能力の習得が概ね目標に達している
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して関心を持つことが概ね出来ている
目標下限水準 / Adequate
①英語の仕組みと意味や働きなどの言語学的な知識の習得が不十分である
②言語学的な思考能力の習得が不十分である
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対する関心の持ち方が不十分である
近接水準 / Inadequate
①言語学的な思考能力の習得ができていない
②言語学的な思考能力の習得ができていない
③言語の背景にある音声・意味・構造を支配する規則に対して関心を持つことが出来ていない
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 2

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
B(思考力・判断力・表現力等)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
様々な言語現象を言語学の観点から考察し、言語学的論理の展開や議論の方法を身に付けている。
①様々な言語現象を言語学の観点から考察できる。
②言語学的に論理を展開し議論を行うことができる。
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
①様々な言語現象を言語学の観点から考察する能力に優れている
②言語学的に論理を展開し議論を行う能力に優れている
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力に優れている
目標到達水準 / Excellent
①様々な言語現象を言語学の観点から考察できる
②言語学的に論理を展開し議論を行うことができる
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができる
目標途上水準 / Good
①様々な言語現象を言語学の観点から概ね考察できる
②言語学的に論理を展開し議論を行うことが概ねできる
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することが概ねできる
目標下限水準 / Adequate
①様々な言語現象を言語学の観点から考察する能力が不十分である
②言語学的に論理を展開し議論を行う能力が不十分である
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信する能力が不十分である
近接水準 / Inadequate
①様々な言語現象を言語学の観点から考察できない
②言語学的に論理を展開し議論を行うことができない
③自らの考えや意見などをプレゼンテーションやレポートとして発信することができない
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適

SEQ 3

DP観点 / Diploma Policy
Target Category
C(総合的な学修経験・創造性)
成績評価の規準 / Evaluation Criteria
英語学研究の研究活動に必要となる基礎的な研究方法及び英語学に関する専門的知識や研究方法を活用し、自ら課題を解決することのできる創造性を身に付けている。
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できる。
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる。
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができる。
評価尺度(水準)/ Evaluation Scale
卓越水準 / Outstanding
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解に優れている
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力に優れている
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめる能力に優れている
目標到達水準 / Excellent
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解している
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができる
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができる
目標途上水準 / Good
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を概ね理解できている
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することが概ねできる
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることが概ねできる
目標下限水準 / Adequate
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法の理解が不十分である
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決する能力が不十分である
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめる能力が不十分である
近接水準 / Inadequate
①英語学研究の研究活動に必要な基礎的な調査方法や分析方法を理解できていない
②これらの研究方法を実際に活用し、自ら課題を立て、それを解決することができない
③自ら課題を立て調査・分析した内容をアカデミック・エッセーとしてまとめることができない
評価不能 / Unevaluable
評価に値する情報が不足。または上記の水準に値せず、能力として評価に不適
成績評価に関するその他の確認事項 / Other Information for Evaluation

履修上の注意Other Course Information

積極的に考える姿勢が必要な授業である。