シラバス - 比較文化論B

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    比較文化論B
  • 担当者名Instructor
    坂元 一光
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    後期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    火曜1時限
  • 教室Classroom
    2-304
  • 備考Remarks
    比較文化史B

    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Courses Taught by Faculty with Practical Experience in a Related Area

授業の到達目標Objectives to be Attained

教育人類学及び文化比較の方法論にもとづきグローバルかつ文化相対主義的な視点に立った「教育文化(産育と教育)」についての理解を深める。また講義では次の知識、能力、技能の獲得をめざしている。①知識:教育人類学の基本的な概念について理解できる②能力:教育人類学の基本的な概念について説明できる。③技能:教育人類学的知見を得るための方法を具体的に用いることが出来る。

授業の概要Course Overview

文化の維持継承と多様性を実現する人びとの「産育」及び「教育」の営みについてグローバルかつ文化相対的な視点から見ていく。人的基盤の再生産としての産育や文化の伝達システムである教育・学習の営みに関して、自国の伝統習俗や異文化の事例を交えながら検討することを通してこれからの地球社会の持続可能性や文化的多様性の問題を考えてみたい。
*期間中、一部回数(全授業回数の半数未満に収まる範囲)を遠隔で実施する。なお遠隔授業を行う回は、Moodle でのPDF資料or/andパワーポイント資料の配信による課題提示型とする(受講者は課題回答を後日レポートとしてMoodle上から提出)。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

事前学習:各週のテーマに関して、インターネット、図書資料等を用いて受講者自身が事前に調べ基礎的情報を得ておく。毎回Moodle上に資料をアップするので内容を熟読し理解したうえで授業に臨むこと(3割)。
事後学習:各週のテーマに関して、授業後、それを身近な経験に結びつけることで、自文化についての再帰的理解をすすめる(7割)。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1
    イントロダクション:授業の概要と進め方
  • 2回目Session 2
    方法論の確認:文化概念とフィールドワーク
  • 3回目Session 3
    「教育文化」の比較と相対主義的態度
  • 4回目Session 4
    子ども観の諸相:グローバル&ローカル&アルカイック
  • 5回目Session 5
    「少子化」社会の子ども観
  • 6回目Session 6
    性別選好と性別子ども観
  • 7回目Session 7
    氏か育ちか(nature or nurture) 
  • 8回目Session 8
    発達儀礼の文化的意味
  • 9回目Session 9
    「大人」のつくり方:イニシエーション
  • 10回目Session 10
    産育の技術文化:ウイグルの揺りかごとスワドリング
  • 11回目Session 11
    産育のモノづくり−呪具としての手芸細工−
  • 12回目Session 12
    現代の産育モノづくり−「キッズデザイン」を中心に−
  • 13回目Session 13
    教育する衣食住(1)−「○育」と「食育」−
  • 14回目Session 14
    教育する衣食住(2)−「服育」と「住育」−

教科書・テキストTextbooks

「なし」

参考書等References

「なし」

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

(対面講義の場合)毎回出席カード(コメントor小テスト回答カードを兼ねる)を提出。
(遠隔講義の場合)毎回、Moodle上に課題提示の上、すべての回の回答を集約しレポートとして提出。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業中に前回授業のコメントへの応答および提出レポートに対する全体講評。

成績評価の方法・規準Evaluation Criteria/Method

対面講義における出席カード(=コメントカード)裏面の記載内容および遠隔講義の各回提示課題の回答を集約したレポートを合わせて最終評価する。具体的な配点等に関しては初回授業時に説明する。(例えば、遠隔講義5回の場合:対面講義10回分の出席票=コメントカード(70点)および遠隔講義5回分の課題回答を集約した最終レポート(30点)の合計100点満点で評価・・・などの方法が想定される。)
*評価方法は新型コロナ感染症の状況次第で授業計画ともども変更の可能性有り。

履修上の注意Other Course Information

*講義計画は必要に応じ調整、変更することがある。
*評価方法は新型コロナ感染症の状況次第で授業計画ともども変更の可能性有り。
*アジア(含む日本)、アフリカなど非欧米社会の生活文化のなかでも、特に出産や子育てに関する話題が中心となるので、自分の関心と講義の概要をよく照らし合わせた上で受講すること。