シラバス - 文化のダイナミズムIVA
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 文化のダイナミズムIVA
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- 担当者名Instructor
- 金縄 初美/矢羽田 朋子/伊藤 慎二/片山 隆裕/平川 知佳/新谷 秀明/田村 元彦
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜1時限
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- 教室Classroom
- 1-309
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- 備考Remarks
- 文化のダイナミズムA
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
テーマ:「戦争を歩く、戦争を記憶する」
到達目標: 文学資料、メディア、文化人類学、歴史資料、考古資料(戦争遺跡・遺物)、また口承資料や証言といった多様な資料また戦場となった現地からの報告をもとに、戦争に関する知識を学び、思考する知見を涵養する。
授業の概要Method of Instruction
戦後70年を経て過去の大戦を体験した人は少なくなってきている。戦争について学ぶと、戦争の記憶は70年以上経った今でも大きな痛みや語りとなって、有為的にあるいは無為的に社会や人々に残されていることに気づくであろう。戦争とその一連の記憶は風化されることなく、経験したか否かにかかわらず受け継がれていかなければならないものである。
本講義では、文学資料、メディア、歴史資料、考古資料(戦争遺跡・遺物)、民俗資料また口承資料や証言といった多様な資料をもとに、戦争というその多面体の実像をいかに捉えるのか、戦争を直接体験していないわれわれが戦争についてどのように真実を知り、どう語り、受け継いでいくかということについて思考したい。
戦争を単に過去のこととして切り離してとらえるのでなく、それを「いま」私たちがどう考えるかという問題を提議していきたい。
本講義はまた国際文化学部が主宰する「戦争をフィールドワークする」と題する現地研修とも連動している。研修の主旨を理解し積極的に応募されたい。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
講義の内容に沿ってレポートを提出するため、事後学習が必要である。さらに関連図書、文献を自らが調べ読解し、授業内容について理解を深めてほしい。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 「戦争を歩く 戦争を記憶する」についての講義テーマと概要の説明/中国残留日本人が生まれた背景と歴史 担当:金縄初美
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- 2回目Session 2
- 火野葦平『兵隊三部作』が語りかけるもの(1) 担当:新谷秀明
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- 3回目Session 3
- 火野葦平『兵隊三部作』が語りかけるもの(2) 担当:新谷秀明
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- 4回目Session 4
- マレー半島上陸作戦とシンガポールの戦い 担当:片山隆裕
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- 5回目Session 5
- ミッドウェー海戦以降の戦況と泰緬鉄道 担当:片山隆裕
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- 6回目Session 6
- 日常風景のなかの戦争の痕跡:福岡と西南学院の戦争遺跡(1) 担当:伊藤慎二
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- 7回目Session 7
- 日常風景のなかの戦争の痕跡:福岡と西南学院の戦争遺跡(2)※現地見学(状況により講義形式に変更可能性) 担当:伊藤慎二
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- 8回目Session 8
- 沖縄返還50周年 沖縄戦について 担当:田村元彦
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- 9回目Session 9
- 映画で描かれた戦場 担当:田村元彦
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- 10回目Session 10
- 戦争と女性〜福岡県久留米市を例に〜(1) 担当:平川知佳 ※遠隔授業の可能性あり。詳細は事前に担当者からMoodleにて連絡する。
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- 11回目Session 11
- 戦争と女性〜福岡県久留米市を例に〜(2) 担当:平川知佳 ※遠隔授業の可能性あり。詳細は事前に担当者からMoodleにて連絡する。
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- 12回目Session 12
- 戦争って何だろう 担当:矢羽田朋子
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- 13回目Session 13
- 戦争をフィールドワークするにオブザーバー参加して:アウシュヴィッツの班の話 担当:矢羽田朋子
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- 14回目Session 14
- まとめ プログラム「戦争をフィールドワーク」の紹介 担当:金縄初美
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
各教員が授業中適宜指示する
「戦争を歩く、戦争を記憶する」中島和男、片山隆裕編(朝日出版社、2019年)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
Moodleを利用してレポートを提出する。
対面の場合、出席時にカード裏に受講の感想を記すこと。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
Moodleを利用してフィードバックをおこなう。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
出席(50%)とレポート(50%)により評価する。