シラバス - 介護概論

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    介護概論
  • 担当者名Instructor
    秋竹 純
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜3時限
  • 教室Classroom
    1-302
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience

授業の到達目標Objectives to be Attained

将来、社会福祉分野で活躍する人材として、高齢者介護に関わる専門的知識・技能の修得が必要であり、高齢者や障がいをもった人の支援場面で必要となる介護の基礎的な知識を修得する。

授業の概要Method of Instruction

講義は、教科書、スライド、プリント、映像を活用しながら進める。状況に応じて遠隔授業を実施する場合がある。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

○授業種別(講義・演習)
 本科目は講義科目である。授業各回は以下のように、2コマ相当の自主学習が求められる。

○当該科目の学習に必要な事前・事後学習
(予習)毎回の授業計画に挙げる講義範囲について、教科書を事前に熟読しておくこと。授業開始時に
    口頭試問する場合がある。
(復習)講義中に使用した用語や、特に重要とされる箇所は、プリントやノートを見直し復習をしておく
    こと。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1
    介護を取り巻く状況(現在、日本が迎えている超高齢社会の現状について理解する)
  • 2回目Session 2
    介護の目的(介護の歴史的背景を踏まえ、尊厳の保持や自立支援について理解する)
  • 3回目Session 3
    介護と保健・医療との関係(医療的ケアに関する知識と、ケアニーズについて理解する)
  • 4回目Session 4
    利用者の理解と援助関係の基本(利用者理解と利用者を取巻く援助関係を理解する)
  • 5回目Session 5
    コミュニケーション技術1(コミュニケーション技術の基本を理解する)
  • 6回目Session 6
    コミュニケーション技術2(チームコミュニケーションの基本を理解する)
  • 7回目Session 7
    介護過程1(支援までのプロセスと、介護過程展開に必要となる視点を理解する)
  • 8回目Session 8
    介護過程2(ICFの視点を活用しながら、利用者の自立を目指した事例展開ができる)
  • 9回目Session 9
    生活支援技術の基本1(生活支援技術の意義と具体的な内容を理解する)
  • 10回目Session 10
    生活支援技術の基本2(日常生活場面での生活支援技術①)
  • 11回目Session 11
    生活支援技術の基本3(日常生活場面での生活支援技術②)
  • 12回目Session 12
    生活支援技術の基本4(災害・緊急時・終末期の生活支援技術)
  • 13回目Session 13
    認知機能が低下した人の理解と支援1
  • 14回目Session 14
    認知機能が低下した人の理解と支援2

教科書・テキストTextbooks

社会福祉法人 全国社会福祉協議会「社会福祉学習双書」編集委員会/編、「介護概論」2022年、2,400円

参考書等References

なし

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

講義した内容に関連する課題を適宜科すことがある。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method

記述試験60%、課題提出20%、出席20%

履修上の注意Other Course Information

当該科目の受講にあたり、「高齢者福祉論」も併せて履修することが望ましい。