シラバス - 心理学研究法各論III
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 心理学研究法各論III
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- 担当者名Instructor
- 花田 利郎
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 2-201
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
心理学の基礎的な手法である研究技法や測定技法、分析技法の知識を習得し説明することができる
具体的な到達目標は以下のとおりである。
・心理学の研究法の一つである(調査的)面接法について分かりやすく説明することができる。
・面接法を実施する際の留意点について具体的に説明することができる。
・心理学の研究法の一つである(心理)検査法について分かりやすく説明することができる。
・検査法を実施する際の留意点について具体的に説明することができる。
・発達検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・知能検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
・性格検査の基礎的な事項について理解し、分かりやすく説明することができる。
授業の概要Method of Instruction
本授業は、心理学科の【研究法に関する科目】である。「心理学研究法」で獲得した基礎知識や技術を踏まえ、臨床領域や教育・発達領域で主に使用する「(心理)検査法」と「(調査的)面接法」について学習する。
人間のパーソナリティ(性格および知能)や発達などの心理的諸側面を、標準化された手続きと基準により、量的に
把握する心理検査の基本について学習するとともに、模擬面接体験を通して調査的面接について学習し、実践的知識と技能を習得する。
それぞれのテーマについて、2〜3回の授業の中で、(1)簡単な演習や実習、(2)グループディスカッション、
(3)概説を行う。(1)については(1)そのものが宿題となる場合や(1)についてのレポートを作成することが宿題となる場合がある。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目(2単位)である。授業回毎に3〜4時間相当の自主学習を求める(事前学習と事後学習の時間配分は、テーマや進め方にもよるので、本科目においては一概に指定することはできない)。
・「授業の概要」の中で述べたように、各テーマに関する(1)簡単な演習や実習においては、(1)そのものが宿題
となる場合や(1)への取り組みについてのレポートを作成することが宿題となる場合がある。心理学概論Ⅰ・Ⅱ、
心理学研究法、臨床心理学概論で学んだことも踏まえ、十分に時間をかけて取り組むこと。
・各自のレポートを基にレポート集が作成された場合は、次回の授業までに目を通しておくこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- <心理学研究法>(質問紙法、心理検査法、面接法、観察法、実験法)
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- 2回目Session 2
- <検査法>(発達検査、遠城寺式乳幼児分析的発達検査 エクササイズ)
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- 3回目Session 3
- <検査法>(発達検査、遠城寺式乳幼児分析的発達検査 まとめ)
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- 4回目Session 4
- <検査法>(知能検査、グッドイナフ人物画知能検査 エクササイズ)
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- 5回目Session 5
- <検査法>(知能検査、グッドイナフ人物画知能検査 まとめ)
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- 6回目Session 6
- <検査法>(知能検査、コース立方体組み合わせテスト エクササイズ)
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- 7回目Session 7
- <検査法>(知能検査、コース立方体組み合わせテスト まとめ)
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- 8回目Session 8
- <検査法>(性格検査、質問紙法、TEG エクササイズ)
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- 9回目Session 9
- <検査法>(性格検査、質問紙法、TEG まとめ)
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- 10回目Session 10
- <検査法>(性格検査、投映法 エクササイズ)
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- 11回目Session 11
- <検査法>(性格検査、投映法 まとめ)
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- 12回目Session 12
- <面接法>(調査的面接 エクササイズ)
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- 13回目Session 13
- <面接法>(調査的面接 まとめ)
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- 14回目Session 14
- 振り返りとまとめ
教科書・テキストTextbooks
なし(適宜資料を配付する。)
参考書等References
なし(必要に応じて紹介する。)
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
授業で紹介する内容に関するワーク
授業中にワークを行った場合はそれに関するミニ・レポート(Moodle上に提出)
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
次回授業時に担当教員がコメントするとともに、ミニ・レポートについては匿名のレポート集を作成し、
提出した者のみが一定期間閲覧できるようにする。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
毎授業に課されるミニレポート(30%)、学期中に課されるレポート(10%)、振り返りとして行われるテスト(60%)による。
履修上の注意Other Course Information
・3年次の「心理演習(検査)」の受講を希望する人は履修しておくことが望ましい。
・単位取得には全授業の2/3(10回)以上の出席が必要である。
・毎回何らかのグループワークが行なわれるので、そのつもりで受講登録すること。
・1つのテーマを取り上げる際に宿題およびレポート課題を課す。宿題に取り組まなかったり忘れたりした場合は、
その後のグループディスカッションに参加することができないため、授業への参加を認めない場合がある。
レポート課題についてはMoodle上に提出した後匿名のレポート集となり、提出した者のみが一定期間閲覧できるようにする。
受講登録をした者は、これらのことについて了承しているものとするので、十分に考えて受講登録を行うこと。