シラバス - 日本国憲法I(2)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 日本国憲法I(2)
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- 担当者名Instructor
- 横田 守弘
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 4-403
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- 備考Remarks
- 法学(日本国憲法2単位を含む。)(2)
使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
この科目は,法学部以外の学部に所属する学生の皆さんへの共通科目として,また,教職を目指す学生の皆さんのための科目として,日本国憲法の概要を講義するための科目です。日本国憲法について講義をする際は,総論・統治機構・基本的人権という3分野をあげるのが通例です。この科目においては,総論と統治機構の分野,具体的には,憲法の歴史,日本国憲法の基本原理,国会・内閣・裁判所の地位や権限,地方自治,天皇、平和主義,憲法の改正といった事柄(言い換えると,日本国憲法の前文,第1章,第2章,第4章から第11章にかかわる事柄)を説明します。これらの事柄に関する基本的知識を得ることが到達目標となります。(基本的人権については,後期の「日本国憲法Ⅱ」において扱います。)
また,この科目は24期生以前の共通科目「法学(日本国憲法2単位を含む)(2)」(通年4単位)の前期部分でもあります。そのため.この科目では憲法と対比して他の法分野を説明する時間を設けるとともに,日本国憲法の概要を説明する際に他の法分野を引き合いに出した説明をすることがあります。それによって,憲法と他の法分野の違いを基本的知識として得ることが期待されます。
授業の概要Method of Instruction
テキストの記述内容を理解できるように解説するとともに,テキストに記述されていないことを必要に応じて補足説明します。法学部生向けの講義ではないので,詳細な制度論や解釈論には立ち入らず,基本的な概念や仕組みの重要性に力点を置く予定です。他方で,抽象論ばかり繰り返しても飽きるだけなので,なるべく具体的事例を提示しながら基本的な概念や仕組みの重要性を説明するよう心掛けるつもりです。
第8回及び第10回から第14回の授業は遠隔授業(オンデマンド方式)を予定しています。遠隔授業の日にMoodleを用いた2回の小テスト(および期日に小テストを受験できなかった人のための追試験)を実施するためです。遠隔授業の回にはMoodleを通じて配信する「プリント画像+音声」のファイルを視聴してください。ただし,進行状況の度合いに応じて下記14回の計画が修正されることがあります。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
この科目は講義科目です。各回においてどのような内容を扱うのかの詳細やテキストの該当ページなどを記したプリントを事前にMoodleにアップロードします。受講者はこれをダウンロードして確認し,テキスト該当ページを読んで授業に臨んでください。また,補足説明にかかわる情報を事前にMoodleにアップロードすることがあります。授業後は各自必要に応じて重要事項を確認してください。質問はMoodleのフォーラム機能を用いて受け付けます。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- この科目の学習を始めるにあたっての予備的説明
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- 2回目Session 2
- 憲法と他の法分野(1)
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- 3回目Session 3
- 憲法と他の法分野(2)
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- 4回目Session 4
- 世界憲法史
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- 5回目Session 5
- 日本憲法史
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- 6回目Session 6
- 統治の基本原理
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- 7回目Session 7
- 国会(1)
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- 8回目Session 8
- 【遠隔】国会(2)/第1回小テスト
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- 9回目Session 9
- 内閣
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- 10回目Session 10
- 【遠隔】地方自治
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- 11回目Session 11
- 【遠隔】裁判所
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- 12回目Session 12
- 【遠隔】違憲審査
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- 13回目Session 13
- 【遠隔】平和主義/第2回小テスト
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- 14回目Session 14
- 【遠隔】憲法改正
教科書・テキストTextbooks
曽我部真裕・横山真紀編『スタディ憲法』(2018,法律文化社)及び池田真朗他編集代表『法学六法’22』(2021,信山社)
参考書等References
必要に応じて提示します。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
2回の小テストと期末試験の合計点数に基づいて評価します。
小テストは1回20点で合計40点です。Moodleの小テスト機能を用いて実施します。
期末試験は60点です(対面の定期試験)。一切の資料の持ち込みを許可する予定です。
履修上の注意Other Course Information
この科目は日本国憲法の内容の半分である総論・統治機構の分野について扱います。残りの半分である基本的人権の分野については後期開講の「日本国憲法Ⅱ(1)」・「同(2)」において扱います。憲法に興味のある25期生・26期生の皆さんは,後期「日本国憲法Ⅱ(1)」または「同(2)」を引き続き受講してくれるとうれしいです。