シラバス - ビジネス外国語(21)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- ビジネス外国語(21)
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- 担当者名Instructor
- 工藤 秀雄
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
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- 教室Classroom
- 3-402
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
本演習では、今後の研究・調査活動、卒業研究、卒業後の企業人としての活動すべてのベースとなる能力の習得を目標とする。
習得する具体的な能力は、以下の項目からなる。
(1)大量の情報を限られた時間(ゼミの場合、1週間)で、精緻に読み込むこと
(2)課題(本)の主旨・主張を把握でき、かつその内容をワン・センテンスで話すことができること。また、その主旨・主張をサポートする論理を、簡潔な論理構造として把握できること。
(3)(2)で把握した内容を、論理的かつ明確な日本語で、限られたスペース(A4またはA3紙)に記述できること。
おおよそ、以上の能力である。すなわち、インプットの他に、精緻はアウトプットが重要となる。私見だが、(1)〜(3)を習得できていない人間は、プレゼンテーションで聞き手が楽に理解できる内容を話すことはできない。
(なお、トヨタ自動車等のグローバル・カンパニーでも、幹部候補の人材育成にはこうした教育を実施している)
授業の概要Method of Instruction
各回において、新書、ハードカバーの学術書・ノンフィクション等のテーマ図書を選定する。それら図書について、A4、1ページ(もしくは、A3見開き1ページ)で要点となるすべての事項を表記し、かつそれらを10分程度で説明させる演習を実施する。
テーマ図書については、可能な限り、ゼミ生の知的好奇心を刺激する、もしくは企業人・企業活動に関心を高める内容の図書を選択する。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
事前課題として、各回、1冊の新書を熟読した後、A4・2ページ程度のレポートの作成を提示する。詳細は講義中に述べる。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 野田智義・金井壽宏『リーダーシップの旅 見えないものを見る』光文社新書
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- 2回目Session 2
- 野中郁次郎・勝見明(2010)『イノベーションの知恵』日経BP社 (1〜2章)
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- 3回目Session 3
- 野中郁次郎・勝見明(2010)『イノベーションの知恵』日経BP社 (3〜4章)
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- 4回目Session 4
- 野中郁次郎・勝見明(2010)『イノベーションの知恵』日経BP社 (5〜6章)
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- 5回目Session 5
- F・チェスターフィールド(2014)『わが息子よ、君はどう生きるか』三笠書房 (1〜5章)
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- 6回目Session 6
- F・チェスターフィールド(2014)『わが息子よ、君はどう生きるか』三笠書房 (6〜9章)
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- 7回目Session 7
- 野中郁次郎・勝見明(2010)『イノベーションの知恵』日経BP社 (序章〜3章)
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- 8回目Session 8
- 野中郁次郎・勝見明(2010)『イノベーションの知恵』日経BP社 (4章〜まとめ)
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- 9回目Session 9
- トップエグゼクティブ講演会(予定)
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- 10回目Session 10
- クレイトン・M・クリステンセン(2012)『イノベーション・オブ・ライフ』SE (序講〜第1部)
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- 11回目Session 11
- クレイトン・M・クリステンセン(2012)『イノベーション・オブ・ライフ』SE (第2部)
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- 12回目Session 12
- (英語論文セッション準備)「製品アーキテクチャ論」の解説と、レジメの書き方
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- 13回目Session 13
- 編成チームによる英語論文のレポート報告(1)
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- 14回目Session 14
- 編成チームによる英語論文のレポート報告(2)
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
<1>A(秀・優)以上に該当する学生
①すべての回に出席し、すべての課題を提出した者
②欠席が3回以内で、かつすべての欠席回の課題を翌日までに提出した者
<2>B(良)に該当する学生
①欠席が3回以内で、いずれかの回の課題を翌日までに提出できなかった者
②無断欠席が1回でもあった者
<3>C(可)に該当する学生
①欠席が4回の者
②無断欠席が2回の者
<4>D(不可)に該当する学生
①欠席が5回以上の者
②無断欠席が3回以上の者
③欠席理由の偽証あるいは課題内容のコピー&ペーストが一度でもあった者