シラバス - 経営分析論I
-
- ナンバリングコードCode
-
- 科目名Subject Name
- 経営分析論I
-
- 担当者名Instructor
- 原口 健太郎
-
- 単位Credit
- 2
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
-
- 学期Semester
- 前期
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 月曜2時限
-
- 教室Classroom
- 4-403
-
- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
代表的な経営分析手法である財務諸表分析をテーマとして,財務諸表の見方や分析手法を習得し,企業の財政状態や経営成績を定量的に把握する技術を身に着けることを到達目標とする。
本講義を通じて,単に指標の計算式を暗記するのではなく,その指標がどのような意義を有し,分析することによりどのような知見を得ることができるかを「考える」力の醸成を目標とする。具体的な習得スキルは下記のとおりである。
・各種指標を用いた基本的な財務分析能力
・専門文献を活用した問題解決能力
また,本講義の内容は,資格取得(日商簿記検定等)にも有益なものであるため,検定試験の範囲と重複する内容を講義中に指示するなどして,意欲ある学生の資格取得を支援する。
授業の概要Method of Instruction
財務諸表の見方,財務諸表分析手法の基礎を解説する。
講義はパワーポイント及び配布資料により行う。配布資料には,実在企業の有価証券報告書等を予定している。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義科目である。講義は,テキストに記載した内容のみではなく,講義時に補足資料を配布して進めていく。講義外に下記の通り2コマ相当分の自学時間が必要となる。
・事前学習として,テキストの次回実施分を一読しておくこと。(5割)
・事後学習として,講義内で行った問題演習の反復や関連文献調査等を通じて記憶を定着させること。(5割)
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 1回目Session 1
- オリエンテーション
-
- 2回目Session 2
- 財務諸表の役割と仕組み,財務諸表の入手方法
-
- 3回目Session 3
- 貸借対照表の見方(1)
-
- 4回目Session 4
- 貸借対照表の見方(2)
-
- 5回目Session 5
- 損益計算書の見方(1)
-
- 6回目Session 6
- 損益計算書の見方(2)
-
- 7回目Session 7
- キャッシュフロー計算書の見方
-
- 8回目Session 8
- 会計方針の注記等,財務諸表のその他の論点
-
- 9回目Session 9
- 分析の視点と方法
-
- 10回目Session 10
- 収益性の分析①
-
- 11回目Session 11
- 収益性の分析②
-
- 12回目Session 12
- 安全性の分析①
-
- 13回目Session 13
- 安全性の分析②
-
- 14回目Session 14
- ケーススタディ・まとめ
教科書・テキストTextbooks
桜井久勝『財務諸表分析』中央経済社(講義時の最新の版を利用する)
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
各講義にて行うミニテスト(レポート):20点
期末テスト:80点
履修上の注意Other Course Information
簿記の基礎的な知識が必要となる。
簿記原理Ⅰ・Ⅱを履修済または日商簿記検定3級を取得していることが望ましいが,いずれも満たしていない場合は,テキストの第3章,第4章の予習をしっかり行うこと。(講義の中でもフォローは行う。)
新型コロナウィルス感染症の影響により,上記カリキュラムは変更することがあります。