シラバス - 博物館実習
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 博物館実習
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- 担当者名Instructor
- 尹 芝惠/安高 啓明/山根 明弘/福間 裕爾/宮田 太樹/岡寺 良
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- 単位Credit
- 3
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 4
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- 学期Semester
- 集中
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 無その他
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- 教室Classroom
- ダミー教室
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
博物館学芸員資格を取得する上で必要な技能を身に着けること
授業の概要Course Overview
博物館実習(その1)」は、学外で行う「博物館実習(その2)」の予備的実習・事前教育であり、基本的に本学1号館の博物館実習室で行われる。実習は、「考古」「美術」「民俗」「歴史」「自然」の5部門からなり、博物館や美術館の第一線で活躍する学芸員が、実践的な博物館実習の指導にあたる。受講生は、博物館資料の広範囲な領域を統一的・組織的に学ぶことで、次年度の学外実習(「博物館実習(その2)」)に備える。現場の専門家ならではの講師陣の貴重な体験談の中から、技術だけでなく、学芸員になるための心構えをしっかりと学んでもらいたい。
「博物館実習(その2)」は、実際の博物館・美術館、または相当施設で行う学外実習である。常に謙虚かつ真摯な態度で2週間にわたる実習に臨んでもらいたい。プログラムの内容は、各館の学芸課の組織・スタッフによって多様である。集中的に2週間の実習を行う館のほかに、毎週(あるいは隔週)1回程度の実習を数ヶ月間にわたって断続的に実施する館もある。これまで教室で学んできた収集・研究・展示・保存・教育・経営・情報といった、一般的に博物館や美術館の活動とされている事柄のほかにも、さまざまな難問を抱えてその解決に努力する博物館や美術館の姿が見えてくるはずである。現場での実習中、実習生には館の指導者や来館者の厳しい視線が注がれていることを忘れずに実習に励み、指導学芸員からさまざまなことを学び取ってもらいたい。実習期間中は無断欠勤や無断遅刻は絶対にしないこと。
※なお以下の授業計画は「博物館実習(その1)」の授業計画です。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
毎回の実習ごとにその学習内容に関する情報を日誌にまとめること。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 美術①
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- 2回目Session 2
- 美術②
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- 3回目Session 3
- 美術③
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- 4回目Session 4
- 美術④
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- 5回目Session 5
- 美術⑤
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- 6回目Session 6
- 美術⑥
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- 7回目Session 7
- 歴史①
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- 8回目Session 8
- 歴史②
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- 9回目Session 9
- 歴史③
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- 10回目Session 10
- 歴史④
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- 11回目Session 11
- 歴史⑤
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- 12回目Session 12
- 考古①
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- 13回目Session 13
- 考古②
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- 14回目Session 14
- 考古③
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- 15回目Session 15
- 考古④
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- 16回目Session 16
- 考古⑤
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- 17回目Session 17
- 考古⑥
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- 18回目Session 18
- 民俗①
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- 19回目Session 19
- 民俗②
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- 20回目Session 20
- 民俗③
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- 21回目Session 21
- 民俗④
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- 22回目Session 22
- 民俗⑤
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- 23回目Session 23
- 民俗⑥
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- 24回目Session 24
- 自然①
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- 25回目Session 25
- 自然②
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- 26回目Session 26
- 自然③
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- 27回目Session 27
- 自然④
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- 28回目Session 28
- 自然⑤
教科書・テキストTextbooks
「博物館実習(その1)」、「博物館実習(その2)」とも、各担当学芸員の指示に従うこと。
参考書等References
「博物館実習(その1)」、「博物館実習(その2)」とも、各担当学芸員の指示に従うこと。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
「博物館実習(その1)」、「博物館実習(その2)」とも、各担当学芸員の指示に従うこと。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
「博物館実習(その1)」、「博物館実習(その2)」とも、各担当学芸員の指示に従うこと。
成績評価の方法・規準Evaluation Criteria/Method
「博物館実習(その1)」については、出席点、「博物館実習日誌」(毎回の講義記録と感想)および部門ごとのレポートなどによって評価する。「博物館実習(その2)」については、各実習館から報告された成績によって評価する。以上、「博物館実習(その1)」と「博物館実習(その2)」の成績を集計し、「博物館実習」(3単位)として総合評価を行う。
履修上の注意Other Course Information
「博物館実習(その1)」は、1号館の「博物館実習室」で行う学内実習であるが、あくまでも博物館・美術館における「勤務」という形態をとる。毎回、講義開始前(午前8時50分)に博物館実習日誌を集め、「出勤」を確認する。「出勤」状態がよくない者は、博物館学芸員課程の履修を中止させることがある。原則として欠席はできないので注意すること。
「博物館実習(その2)」を履修するためには、その履修前年度までに「博物館実習(その1)」を履修しておくとともに、「博物館概論」、「教育の理念と歴史」、および選択科目のうち2科目以上(2系列以上からそれぞれ1科目以上)の単位を習得しておくことが必要である。実習(その2)は、原則として夏期休暇期間中に行われることが多い。実習期間中には、就職活動、クラブ活動等は控え、集中して実習に臨むこと。