シラバス - 環境地理I(3)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 環境地理I(3)
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- 担当者名Instructor
- 黒田 圭介
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜1時限
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- 教室Classroom
- 4-402
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
・地震災害・水害などの原因となる自然活動のメカニズムと、これに伴う環境や人々の生活への影響を理解することができる。
・自然災害に対応する防災・減災に有効な手段を説明することができる。
・地域の防災活動においてリーダシップを取ろうとする態度や意欲を持つ。
授業の概要Method of Instruction
・本講義は二部構成とし,まず地震のメカニズムや地震災害についての理解を深める。次に気象災害のメカニズムや風水害被害についての理解を深める。適宜スライドを用いながら,視覚的に分かりやすい講義に努める。
・理解度を測るため数回小テストを課す。
・本講義では,一部遠隔授業を予定している。遠隔授業回は,主にmoodleを用いたオンデマンド型コースとする。
・第一回と第十四回は遠隔講義とする。他の回については,遠隔講義となる場合moodleより周知するので必ず確認すること。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・本科目は講義科目である。授業回毎に,2コマ相当(200分)の自主学習を求める。
・事前に資料をmoodleにて配信するので,それに目を通し,概要を把握しておくこと。分からない用語は,図書館やインターネット等を利用して事前に調べておくこと(5割)。
・毎時講義で利用したスライドの一部をmoodleにて配信するので,事後復習を行うこと(5割)。
・高等学校で地理,地学を学習していなくても理解できる講義に努めるが,地学,地理,環境科学系の講義において予備知識を得ておくと,授業内容の理解がすすむ。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 【遠隔】講義の説明、イントロダクション
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- 2回目Session 2
- 世界の変動帯とプレート型地震
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- 3回目Session 3
- 活断層性の地震
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- 4回目Session 4
- 断層変位地形とその判読
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- 5回目Session 5
- 活断層の活動周期
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- 6回目Session 6
- プレート型地震の発生周期
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- 7回目Session 7
- 具体的な地震被害について
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- 8回目Session 8
- 水害の基礎,及び第1~7回内容までの小テスト
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- 9回目Session 9
- 河川氾濫1〜自然堤防と人工堤防
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- 10回目Session 10
- 河川氾濫2〜後背湿地
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- 11回目Session 11
- 河川氾濫3〜ハザードマップの利用
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- 12回目Session 12
- 雪害のメカニズムとその被害,及び第8~11回内容までの小テスト
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- 13回目Session 13
- 高潮のメカニズムとその被害
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- 14回目Session 14
- 【遠隔】まとめ及び予備日
教科書・テキストTextbooks
なし。初回を除き2回目よりMoodleより各自資料を事前に取得すること。
参考書等References
なし。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
・各講義終了後,moodleを通じて課題の提出やコメントの記入を行う。
・記述式小テストは講義内容に関する自身の考え方や知識を問う(moodleを用いる)。
・期末試験は,持ち込みなしの100%論述問題とする。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
授業の前後に質問等を受け付けるが,基本的にmoodleを通じて質問を受け付けて回答を行う。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
平常点(各講義の課題やコメント30%),小テスト20%、期末テスト50%に基づいて評価する。なお、期末試験が赤点(4割未満の点数)の場合や出席回数が規定以上に達しない場合,単位の取得はできないので注意すること。
履修上の注意Other Course Information
重要なお知らせをmoodleより発信するので必ず目を通すこと。