シラバス - 環境地理I(4)

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    環境地理I(4)
  • 担当者名Instructor
    黒田 圭介
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4/2-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜2時限
  • 教室Classroom
    4-402
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience

授業の到達目標Objectives to be Attained

・地震災害・水害などの原因となる自然活動のメカニズムと、これに伴う環境や人々の生活への影響を理解することができる。
・自然災害に対応する防災・減災に有効な手段を説明することができる。
・地域の防災活動においてリーダシップを取ろうとする態度や意欲を持つ。

授業の概要Method of Instruction

・本講義は二部構成とし,まず地震のメカニズムや地震災害についての理解を深める。次に気象災害のメカニズムや風水害被害についての理解を深める。適宜スライドを用いながら,視覚的に分かりやすい講義に努める。
・理解度を測るため数回小テストを課す。
・本講義では,一部遠隔授業を予定している。遠隔授業回は,主にmoodleを用いたオンデマンド型コースとする。
・第一回と第十四回は遠隔講義とする。他の回については,遠隔講義となる場合moodleより周知するので必ず確認すること。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

・本科目は講義科目である。授業回毎に,2コマ相当(200分)の自主学習を求める。
・事前に資料をmoodleにて配信するので,それに目を通し,概要を把握しておくこと。分からない用語は,図書館やインターネット等を利用して事前に調べておくこと(5割)。
・毎時講義で利用したスライドの一部をmoodleにて配信するので,事後復習を行うこと(5割)。
・高等学校で地理,地学を学習していなくても理解できる講義に努めるが,地学,地理,環境科学系の講義において予備知識を得ておくと,授業内容の理解がすすむ。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1
    【遠隔】講義の説明、イントロダクション
  • 2回目Session 2
    世界の変動帯とプレート型地震
  • 3回目Session 3
    活断層性の地震
  • 4回目Session 4
    断層変位地形とその判読
  • 5回目Session 5
    活断層の活動周期
  • 6回目Session 6
    プレート型地震の発生周期
  • 7回目Session 7
    具体的な地震被害について
  • 8回目Session 8
    水害の基礎,及び第1~7回内容までの小テスト
  • 9回目Session 9
    河川氾濫1〜自然堤防と人工堤防
  • 10回目Session 10
    河川氾濫2〜後背湿地
  • 11回目Session 11
    河川氾濫3〜ハザードマップの利用
  • 12回目Session 12
    雪害のメカニズムとその被害,及び第8~11回内容までの小テスト
  • 13回目Session 13
    高潮のメカニズムとその被害
  • 14回目Session 14
    【遠隔】まとめ及び予備日

教科書・テキストTextbooks

なし。初回を除き2回目よりMoodleより各自資料を事前に取得すること。

参考書等References

なし。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

・各講義終了後,moodleを通じて課題の提出やコメントの記入を行う。
・記述式小テストは講義内容に関する自身の考え方や知識を問う(moodleを用いる)。
・期末試験は,持ち込みなしの100%論述問題とする。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

授業の前後に質問等を受け付けるが,基本的にmoodleを通じて質問を受け付けて回答を行う。

成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method

平常点(各講義の課題やコメント30%),小テスト20%、期末テスト50%に基づいて評価する。なお、期末試験が赤点(4割未満の点数)の場合や出席回数が規定以上に達しない場合,単位の取得はできないので注意すること。

履修上の注意Other Course Information

重要なお知らせをmoodleより発信するので必ず目を通すこと。