シラバス - 身体動作学
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 身体動作学
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- 担当者名Instructor
- 田原 亮二
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜2時限
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- 教室Classroom
- 1-302
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
本授業の到達目標は、以下の通りである。
①日常的な動作に関与する主要な筋と関節およびそれらの性質を理解している
②運動・動作に関する力学法則を理解している
③バイオメカニクスの観点から、基本的な動作(立つ・座る・持ち上げる・歩く・走る・泳ぐ)の特徴を説明できる
授業の概要Method of Instruction
身体動作は神経制御による一連の各関節トルクにより生み出されるため、介護予防を考えるには骨、関節、神経および骨格筋という運動器に関する基礎的な知識を習得するとともに、運動学や運動力学といった身体動作学(バイオメカクス)領域の考え方を学ぶことが重要である。本授業は運動器の形態および機能に関する基礎的知識とともに、身体動作学的観点からヒトの動きに関する学習を行い、介護予防運動・トレーニングを考える。
一部の内容を遠隔で実施することがある。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本講義は、LTD話し合い学習法を用いて、個人の学習成果をグループディスカッションを手段として高める方法をとる。そのため、事前にテキストを精読し、用語確認、主張の把握、根拠の整理などを行って参加すること。また、授業後は学習成果を振り返り、理解できなかった点を明確にしておくことが重要である。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- オリエンテ−ション
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- 2回目Session 2
- 関節運動と全身運動の関係
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- 3回目Session 3
- 動作の解析と理解
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- 4回目Session 4
- 骨格の構造と骨格筋の働き・特性
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- 5回目Session 5
- 体幹の機能解剖と運動
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- 6回目Session 6
- 上肢の機能解剖と運動
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- 7回目Session 7
- 下肢の機能解剖と運動
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- 8回目Session 8
- 立位姿勢のバイオメカニクス
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- 9回目Session 9
- 座位姿勢のバイオメカニクス
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- 10回目Session 10
- 拳上動作のバイオメカニクス
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- 11回目Session 11
- 歩行・走行のバイオメカニクス
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- 12回目Session 12
- 水中歩行・水中運動のバイオメカニクス
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- 13回目Session 13
- 運動制御にかかわる神経機構
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- 14回目Session 14
- 機能解剖から見た中高齢者の動作特性
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- 15回目Session 15
- バイオメカニクスから見た中高齢者の動作特性
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
北川薫(編)(2011)機能解剖・バイオメカニクス.文光堂.
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
1)学習活動ふり返りカード:30点(毎回の講義終了後に記入・提出)
2)レポート:30点(全2回求め、1回最大15点で採点)
3)期末試験:40点
合 計:100点