シラバス - 専門外国語IA(ドイツ)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 専門外国語IA(ドイツ)
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- 担当者名Instructor
- 勢一 智子
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
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- 教室Classroom
- 1-205
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
ドイツ法律文献の講読を通じて,比較法的観点から現代法的課題を把握,分析する能力を養うことを目標とします。ドイツ法律文献を精確に理解するために,必要な基礎的知識を身につけ,社会問題を考察する視点を身につけることを目指します。
授業の概要Method of Instruction
環境先進国といわれるドイツの環境政策・環境法を題材に,初学者を対象として平易なドイツ語文献を講読します。具体的には,リサイクル・システム,カーボンニュートラル,風力発電・太陽光発電等による再生可能エネルギーの活用,環境配慮型の交通システム,環境教育など,ドイツ連邦環境省の行政資料などを利用しながら,最新の環境テーマを複数取りあげる見込みです。参加者相互の意見交換も重視し,少人数によるゼミ形式を予定しています。
授業の内容としては,ドイツ語法律文献の講読に必要な基礎的知識を身につけることに主眼を置きます。そのために,ドイツの政治経済,社会状況を把握することも重視します。
授業では,法律文献のみでなく,行政資料やインターネット上の情報などの最新の資料を活用することにくわえ,適宜,日本語文献も用い,総合的にドイツ環境法を理解することを目指します。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
ドイツ語文献の輪読を前提とするため,事前に十分に予習した上で参加すること。
各回の授業後には,読解内容を復習して,次回の事前予習に活かすこと。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- イントロダクション:参考文献の紹介・授業の進め方の説明
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- 2回目Session 2
- ドイツ法の基礎(1)
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- 3回目Session 3
- ドイツ法の基礎(2)
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- 4回目Session 4
- ドイツ法の基礎(3)
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- 5回目Session 5
- 環境法の基礎(1)
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- 6回目Session 6
- 環境法の基礎(2)
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- 7回目Session 7
- 文献購読
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- 8回目Session 8
- 文献購読
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- 9回目Session 9
- 文献購読
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- 10回目Session 10
- 文献購読
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- 11回目Session 11
- 文献購読
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- 12回目Session 12
- 文献購読
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- 13回目Session 13
- 文献購読
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- 14回目Session 14
- 文献購読
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- 15回目Session 15
- 総括
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
村上淳一・守矢健一・ハンス・ペーター・マルチュケ『ドイツ法入門(改訂第9版)』(有斐閣)/ジュリスト増刊『環境問題の行方』(有斐閣)/畠山武道・大塚直・北村喜宣『環境法入門(第3版)』(日経文庫)/大塚直編『18歳からはじめる環境法(第2版)』(法律文化社)/黒川哲志・奥田進一・大杉麻美・勢一智子編『確認・環境法用語230』(成文堂)
その他は,各回のテーマに合わせて授業時に紹介します。
独和辞典を準備してください。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
各回のテーマに応じて毎回指示します。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
各回のテーマに係わる内容のため,原則として授業時に,必要に応じて個別にもフィードバックします。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
議論への参加,課題,授業時の発表などを総合して,比較法的観点から現代法的課題を把握・分析する基礎的能力を修得しているかを基準として評価します(議論への参加:20%,課題:30%,授業時の発表:50%)。
定期試験は実施せず,平常点による評価とします。
履修上の注意Other Course Information
ドイツ語の基本的文法を理解していることが望ましいですが,ドイツ語初学者でも受講可能です。初学者の場合は基礎的な文法書を利用しながら参加してください。
専門外国語IBとの継続受講を前提としています。専門外国語IBと合わせて受講するようにしてください。