シラバス - 金融・ファイナンス実習(1)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 金融・ファイナンス実習(1)
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- 担当者名Instructor
- 丹波 靖博(実務家)
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜2時限
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- 教室Classroom
- PC教室3
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
- 〇
授業の到達目標Objectives to be Attained
金融、ファイナンスについて初めて学ぶ学生を対象に、
① 金融、ファイナンスの基礎知識
② 各自の将来にどうかかわり、何に役立つのか
について学習することで、
(1) 将来の生活や仕事において役立つ知識・技術に興味を持ち、
(2) 将来の進路について明確なビジョンを持つことができ、
(3) 2年次以降の開講科目(金融・証券・マクロ経済学・経済数学・統計学など)の授業に目的をもって受講するようになることを目標とします。
【実務経験のある教員による授業科目】
本講義は「実務経験のある教員による授業科目」です。担当講師は銀行・信用金庫・証券会社・保険会社などの金融機関を対象とし、データ分析に基づくコンサルティング業務を行ってきました。本講義は、現在金融機関が直面している具体的な課題や対応方法を題材とした、理論の学習のみならず演習を取り入れた授業です。
授業の概要Method of Instruction
①個人がお金に関する人生計画をする上で必要なファイナンシャルリテラシー
内容:お金についての人生計画の立て方、投資とは、住宅ローンの計画方法、年金制度など
②金融機関とは何か、金融機関の仕事に必要な知識や技術について
内容:金融の仕組み、金融機関(銀行、証券、保険会社)の仕組みと具体的な仕事内容など
について学びます。
授業においては、株式投資シミュレーション、ファイナンシャルプラニング、および銀行で行っている簡単な業務例などを通して内容の理解を深めます。
金融機関のホームページなどのシミュレーション機能やExcelによる分析例などを使用して実習を行います。
また、時事ニュースと株価変動への影響を解説し、世の中の動きを理解します。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
事前に指定する資料等の当該箇所について、事前に目を通して概要を把握しておくこと。また、各回の講義で配布したスライドやエクセルは、事後の復習等に用いること。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- ガイダンス 授業の概要と目的・ガイダンス
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- 2回目Session 2
- お金の時間価値
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- 3回目Session 3
- ファイナンシャルプラン 金融リテラシー
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- 4回目Session 4
- ファイナンシャルプラン 人生の3大費用
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- 5回目Session 5
- ファイナンシャルプラン ライフプランを立てよう
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- 6回目Session 6
- ファイナンシャルプラン 働くことと働き方
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- 7回目Session 7
- 銀行と金利について知る 金利について
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- 8回目Session 8
- 小テスト1回目
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- 9回目Session 9
- 銀行と金利について知る 銀行業界の紹介
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- 10回目Session 10
- 資産と信用を管理する いろいろな金融商品
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- 11回目Session 11
- 資産と信用を管理する 信用管理の大切さ
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- 12回目Session 12
- 資産と信用を管理する より高度な分散投資分析
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- 13回目Session 13
- 先物取引とオプション取引を利用する デリバティブとは
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- 14回目Session 14
- 先物取引とオプション取引を利用する オプション取引の知識
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- 15回目Session 15
- 小テスト2回目 まとめ:学びの継続のために。
教科書・テキストTextbooks
なし
配布するパワーポイント資料を使用する。
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
株式シミュレーションでは授業期間を通した演習となるので、授業時間外でも投資対象の変更作業が必要となる可能性があります。また、経済ニュースの理解などを推奨します。
指定した演習課題については、宿題形式として提出して頂きます。
また、2回の小テストを実施します。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
指定した宿題については解答例をGoogle Classroomに掲示するとともに、理解度に応じて講義内にて補足の説明を行います。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
宿題・課題 20%
投資シュミレーション 10%
質疑応答などの平常点 60% (うち 授業内Q&A 30% 小テスト2回 30% )
出欠 10%
出欠を取ります.無断欠席や正当な理由のない欠席をすると,単位が認定されない場合があります。
履修上の注意Other Course Information
本講義は Google Classroom を使用して授業を進めます。MoodleにGoogle Classroomへの登録方法を記載しますので確認してください。
受講生の皆さんの理解度を考慮して授業の進度を調整し、授業計画の進めるところまでを行います。
【向学相談】相談時には事前にメール等で相談日時を調整してください。その際、相談の概要と相談者の在学番号・氏名もお知らせください。メールで対応可能な時は、メールで対応致します。メールアドレスは y-tanba@seinan-gu.ac.jp です。
※Google Classroomと学内メールは毎日確認すること。