シラバス － 経営管理論

授業の到達目標Objectives to be Attained

　経営管理に関わる多様な理論の展開について、その歴史的背景も含めて理解する。

授業の概要Method of Instruction

　本講義では、企業経営に関連した理論がどのようにして歴史的に展開してきたのかに関して講義を行います。経営管理に関する考え方を正しく理解するためには、それらが出現することになった歴史的な背景の理解が必要です。したがって講義では、各理論が出現することになった経済的・社会的・政治的背景と関連させながら経営管理に関する多様な考え方を説明します。

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

　授業中に次回授業の内容および指示を行いますので、それに従って準備学習をした上で授業に臨んでください。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

• 1回目Session 1

  イントロダクション

• 2回目Session 2

  経営管理活動の勃興

• 3回目Session 3

  大量生産への道

• 4回目Session 4

  科学的管理法とその影響

• 5回目Session 5

  フォーディズムとその後

• 6回目Session 6

  近代化と官僚制組織

• 7回目Session 7

  官僚制組織の逆機能

• 8回目Session 8

  科学的管理から人間関係へ

• 9回目Session 9

  人間関係論の展開

• 10回目Session 10

  組織と人間の統合（1）

• 11回目Session 11

  組織と人間の統合（2）

• 12回目Session 12

  ドミナント・ストーリーの再考

• 13回目Session 13

  専門生産企業の強さ

• 14回目Session 14

  柔軟な専門化の可能性

• 15回目Session 15

  まとめ

教科書・テキストTextbooks

　なし

参考書等References

　ダニエル・A・レン，2003，『マネジメント思想の進化』文眞堂．
　スチュアート・クレイナー，2000，『マネジメントの世紀1901-2000』東洋経済新報社．
　坂下昭宣，2007，『経営学への招待』白桃書房．
　野中郁次郎，1983，『経営管理』日本経済新聞社．

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method

　成績は、発言および試験によって評価する。

履修上の注意Other Course Information

　経営学科の「経営組織論」および「組織行動論」を受講予定の学生は、本科目を履修しておくことが望ましい。