シラバス - ドイツ語初級I(4)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- ドイツ語初級I(4)
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- 担当者名Instructor
- 野口 達人
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4
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- 学期Semester
- 通年
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜1時限
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- 教室Classroom
- 1-306
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
・ドイツ語文法の基礎を習得し、ドイツ語の文法体系と文構造の基本を理解する。
・英語に加えてドイツ語を習得することにより、交流や情報入手の範囲を一層広げる(ドイツ語は、EU(ヨーロッパ連合)内で最も多く使用されている言語である)。
・ドイツ語の論理的な文法を学ぶことにより、論理的思考を身につける。
・ドイツ語学習を通してドイツ語圏の文化を知ることにより、自らの視野を広げる。
授業の概要Method of Instruction
授業は概ねテキストに沿って進める。各課ごとに、まずドイツ語の基本的な文法規則などを説明する。そして練習問題を解くことにより、学習した文法事項を確認し、確実に定着させる。練習問題は、学生が板書または口頭により解答し、そのあと答え合わせ・解説を行う。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
本科目は講義・演習科目である。授業各回に以下のように、約3時間の自主学習が求められる。
・授業中に次回の授業で行う練習問題などについて指示するので、必ず各自で入念に準備をして授業に臨むこと(7割)。(全員が準備していることを前提として授業を進める。)
・授業で学習した文法事項については、自主的に反復練習を行うこと(3割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- オリエンテーション;ドイツ語圏について
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- 2回目Session 2
- アルファベート、発音
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- 3回目Session 3
- 動詞の現在人称変化(1) 基本的な現在人称変化
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- 4回目Session 4
- sein, haben の現在人称変化、定形の位置
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- 5回目Session 5
- 名詞、冠詞
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- 6回目Session 6
- 格の用法
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- 7回目Session 7
- 複数形
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- 8回目Session 8
- 動詞の現在人称変化(2) 幹母音を変える動詞
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- 9回目Session 9
- 特に注意すべき動詞
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- 10回目Session 10
- 人称代名詞の3格・4格
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- 11回目Session 11
- 定冠詞類、不定冠詞類、疑問詞
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- 12回目Session 12
- 2格支配前置詞、3格支配前置詞、4格支配前置詞
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- 13回目Session 13
- 3・4格支配前置詞、特定の前置詞と結びつく動詞、前置詞と定冠詞の融合形
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- 14回目Session 14
- 定形第2位、並列の接続詞、定形第1位
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- 15回目Session 15
- 命令文、副文
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- 16回目Session 16
- 話法の助動詞の人称変化、用法
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- 17回目Session 17
- 話法の助動詞の独立用法、副文中の話法の助動詞
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- 18回目Session 18
- 分離動詞
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- 19回目Session 19
- zu不定詞
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- 20回目Session 20
- 動詞の3基本形
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- 21回目Session 21
- 過去人称変化
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- 22回目Session 22
- 現在完了形
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- 23回目Session 23
- haben か sein か、副文中の完了形
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- 24回目Session 24
- 再帰代名詞、再帰動詞
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- 25回目Session 25
- 動作受動、状態受動
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- 26回目Session 26
- es の用法(非人称の es)
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- 27回目Session 27
- 形容詞の用法、形容詞の変化
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- 28回目Session 28
- 形容詞の比較変化、原級・比較級・最上級の用法
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- 29回目Session 29
- 定関係代名詞
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- 30回目Session 30
- 不定関係代名詞
教科書・テキストTextbooks
河田一郎、渡辺徳夫、黒瀬志保、跡守美音『気分はドイツ[改訂版]』(三修社、2021年)
参考書等References
独和辞典の紹介を最初の授業で行う。
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
テキスト各課の練習問題は宿題として課し、次回の授業で学生が板書または口頭により解答する。定期試験(前期・後期)は、主としてテキストの練習問題と類似の形式の問題。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
テキスト各課の練習問題は、学生が解答したあと答え合わせ・解説を行い、質問を受け付け、回答する。後期最初の授業の冒頭で、前期試験についての講評・説明を行う。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
総授業回数の3分の2以上の出席(遅刻・早退は0.5回出席として扱う)を必須要件とし、定期試験(前期・後期)75%、授業への参加度・学習態度・練習問題の準備状況などいわゆる平常点25%により評価する。ドイツ語学習に積極的に取り組み、ドイツ語の文法体系と文構造の基本を正しく理解し、確実に習得しているかを見て評価する。
履修上の注意Other Course Information
授業への積極的な参加、練習問題の入念な準備(全回出席して宿題を忘れないこと)、自主的な反復練習が要求される。
遅刻・欠席をしないよう注意すること。
授業には必ず独和辞典を携行すること。