シラバス - 日本文学(2)

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
  • 担当者名Instructor
    長谷川 薫
  • 単位Credit
    4
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4
  • 学期Semester
    通年
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜1時限
  • 教室Classroom
    ダミー教室/2-504
  • 備考Remarks
    日本文学A(2)

    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience

授業の到達目標Objectives to be Attained

和歌らしさとは何か

授業の概要Method of Instruction

 古典和歌をめぐる当時の歌論、歌合には「和歌は和歌らしくあれ」といった記述が多くある。和歌を和歌らしく詠むのは単純に考えると当たり前のような気もするが、では和歌らしい歌とは一体どのようなものなのだろう。そして、和歌らしさと和歌らしくなさの分かれ目はどこにあり、よい歌とはどのようなものだろうか。
 この問いに対し、授業計画に示した6つのテーマから検討する。
 

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

テーマが複数回の講義にまたがる場合、継続してレジメを持参し、前回の内容を把握しておくこと。

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1
    テーマ1 原典と享受 ‐「応和二年内裏歌合」を例に‐
  • 2回目Session 2
    テーマ1 原典と享受 ‐「応和二年内裏歌合」を例に‐
  • 3回目Session 3
    テーマ1 原典と享受‐ 「応和二年内裏歌合」を例に‐
  • 4回目Session 4
    テーマ2 題詠の時代の「題」感覚‐「紅葉」を詠む歌から‐
  • 5回目Session 5
    テーマ2 題詠の時代の「題」感覚‐「紅葉」を詠む歌から‐
  • 6回目Session 6
    テーマ2 題詠の時代の「題」感覚‐「紅葉」を詠む歌から‐
  • 7回目Session 7
    テーマ3 表現のプライオリティ‐ぬしある詞‐
  • 8回目Session 8
    テーマ3 表現のプライオリティ‐ぬしある詞‐
  • 9回目Session 9
    テーマ3 表現のプライオリティ‐ぬしある詞‐
  • 10回目Session 10
    テーマ4 反御子左家の詠歌態度‐近年の歌の摂取‐
  • 11回目Session 11
    テーマ4 反御子左家の詠歌態度‐近年の歌の摂取‐
  • 12回目Session 12
    テーマ4 反御子左家の詠歌態度‐近年の作品の摂取‐
  • 13回目Session 13
    テーマ5 御子左家の詠歌態度‐為家の「くづれおつる滝」‐
  • 14回目Session 14
    テーマ5 御子左家の詠歌態度‐為家の「くづれおつる滝」‐
  • 15回目Session 15
    後期まとめ

教科書・テキストTextbooks

なし

参考書等References

適宜紹介する

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

期末レポートの課題  

あなたの考える「よい歌」とはどのようなものか、授業内容を踏まえて検討しましょう。

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

オンラインテキストでの提出に適宜コメントする。

成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method

提出レポートの評点に授業時の出席、ミニレポートの評点を加えて、総合的に評価する。

履修上の注意Other Course Information

レポートを必ず提出すること。