シラバス - 造形基礎I(1)
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 造形基礎I(1)
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- 担当者名Instructor
- 黒木 重雄(実務家)
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- 単位Credit
- 1
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2/3-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
- /HA/Ha
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- 曜限Day/Period
- 月曜4時限
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- 教室Classroom
- 5-101
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
- 〇
授業の到達目標Objectives to be Attained
受講生自らが造形表現に実際に取り組むことによって、身近な材料からものをつくりだす喜びを味わうとともに、造形表現を身近なものとして捉え、日頃より造形表現に自発的に取り組む姿勢を養う。
授業の概要Method of Instruction
幼児期の造形活動・小学校での図画工作科の第一の目標は、子どもたち自らが「ものをつくりだす喜びを味わう」ことだ。であれば、それを指導する教師には、ものをつくりだす喜びについての豊富な経験と深い理解が不可欠なはずだ。しかしながら、実際には、造形表現に対する苦手意識を持つ学生や、中学校の「美術」以来、造形表現に携わっていないという学生が数多くいる。そこで、本授業では、受講生自らが造形表現に実際に取り組むことによって、身近な材料からものをつくりだす喜びを味わうとともに、造形表現を身近なものとして捉え、日頃より造形表現に自発的に取り組む姿勢を養う。また、様々な制作の過程において、幼児期の造形活動や小学校での図画工作科を指導する上で必要とされる基礎的な造形技術の修得を図る。さらに、受講者相互で鑑賞会を行い、幼児や児童の鑑賞教育のために必要な指導力についても学習する。これらの活動を通して、小学校学習指導要領のA.「表現」とB.「鑑賞」とを関連的に指導する能力も育成する。
なお、いずれの活動においても、公立中学校教諭の経験を生かした内容を予定している。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
次回の実習課題について「どんなものを作るか?」を考えておく。また、授業時間内に課題が完成しなかった場合は、空き時間や放課後等を利用して制作する。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 造形遊びⅠ(絵しりとり・オリエンテーション)
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- 2回目Session 2
- 造形遊びⅡ(紙の使い方)
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- 3回目Session 3
- 名札を作るⅠ(アイデアスケッチ)
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- 4回目Session 4
- 名札を作るⅡ(フェルトの加工)
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- 5回目Session 5
- ドリッピング
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- 6回目Session 6
- 造形遊びⅢ(変身カード)
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- 7回目Session 7
- デカルコマニー+フロッタージュ
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- 8回目Session 8
- ペープサートⅠ(サンプルの作成)
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- 9回目Session 9
- ペープサートⅡ(アイデアスケッチ・試作)
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- 10回目Session 10
- ペープサートⅢ(オリジナルの作成)
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- 11回目Session 11
- スパッタリング
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- 12回目Session 12
- コラージュ
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- 13回目Session 13
- にじみ絵
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- 14回目Session 14
- はじき絵
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- 15回目Session 15
- 作品発表会
教科書・テキストTextbooks
なし
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
1回目から14回目までで合計約20点の制作課題を課す。それぞれの制作課題の内容は各回の授業内容を参照。
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
15回目の作品発表会において、受講生全員が制作したものをAV機器を通して提示し鑑賞する。
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
提出物(100点満点)を採点した点数を素点とし、そこから欠席1回につき5点ずつを減点した点数を、評価点とする。
履修上の注意Other Course Information
材料費は別途徴収する。