シラバス - 教師論
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- ナンバリングコードCode
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- 科目名Subject Name
- 教師論
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- 担当者名Instructor
- 雪丸 武彦
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- 単位Credit
- 2
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- 履修年次Standard Year for Registration
- 2-4
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- 学期Semester
- 前期
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- クラスClass
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- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
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- 教室Classroom
- 1-202
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- 備考Remarks
- 使用言語:日本語
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- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
① 教員の存在意義と職業的特徴を理解する。
② 今日の教員に求められる役割,資質能力を理解する。
③ 教員の職務の全体像,生涯にわたって学び続けることの必要性を理解する。
④ 教員の服務上・身分上の義務と身分保障について理解する。
⑤ チームとして組織的に諸課題に対応することの重要性を理解する。
授業の概要Method of Instruction
教員がなぜ社会において存在しているのか,その根本的使命は何か,そしてどのようにその地位が守ら,どのような職務を担うのかを理解することは,教育の専門的職業人として学校に勤務する上で欠かすことはできない。第2〜7回では教職の意義,教員の役割,資質能力について説明し,第8〜11回ではさらに具体的な職務内容や法律上守るべき義務,そして権利であり義務でもある研修等の基本的な事項について解説する。
また,近年では子どもの抱える課題の多様化とともに,スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー,スクールロイヤーといった専門家と連携した,チームとしての課題解決の道が目指されている。第12〜14回では上記の変化の背景と具体的な対応の実際について解説をしていく。
この授業を通じて,学生自身が教職とは何かを説明できるようになるとともに,なぜ教職を選択するのか,その進路選択の積極的な理由も自ら具体的に説明できるようになってもらいたい。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
・各回の講義内容と関連するテキスト該当頁を講義前に読む(4割)。
・テキストの記載された用語を図書館にある事典や書籍を参照して調べる(3割)。
・小テストに向けた講義内容の復習(3割)。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
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- 1回目Session 1
- 「教師論」を学ぶ意味(教職生活,教職課程履修上の意味,学び方,各回概要)
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- 2回目Session 2
- 教職の意義①(教職の誕生)
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- 3回目Session 3
- 教職の意義②(公教育の目的と教員の存在意義)
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- 4回目Session 4
- 教職の意義③(教職の職業的特徴)
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- 5回目Session 5
- 教員の役割①(戦前,戦後の教職観の変遷)
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- 6回目Session 6
- 教員の役割②(今日求められる教員の役割)
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- 7回目Session 7
- 教員の役割③(今日求められる教員の資質能力)
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- 8回目Session 8
- 教員の職務内容①(学校の組織)
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- 9回目Session 9
- 教員の職務内容②(教員の職務の種類)
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- 10回目Session 10
- 教員の職務内容③(教員にとっての研修の重要性)
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- 11回目Session 11
- 教員の職務内容④(服務上・身分上の義務及び身分保障)
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- 12回目Session 12
- チーム学校運営への変化①(専門家等との連携の必要性)
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- 13回目Session 13
- チーム学校運営への変化②(チームによる課題対応の具体事例)
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- 14回目Session 14
- チーム学校運営への変化③(チームによる課題対応の演習)
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- 15回目Session 15
- 「教師論」での学びの振り返り(グループでの省察とポートフォリオ作成)
教科書・テキストTextbooks
八尾坂修編著『新時代の教職概論 学校の役割を知る 教師の仕事を知る』ジダイ社,2018年
参考書等References
解説教育六法編修委員会『解説教育六法』(最新版)三省堂
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
ミニ・レポート評価(15%),授業中のワークの評価(15%),振り返りレポートの評価(15%),小テストの評価(15%),定期試験評価(40%)