シラバス - コミュニケーション学入門(1)
-
- ナンバリングコードCode
-
- 科目名Subject Name
- コミュニケーション学入門(1)
-
- 担当者名Instructor
- 宮原 哲
-
- 単位Credit
- 2
-
- 履修年次Standard Year for Registration
- 1-4/2-4
-
- 学期Semester
- 前期
-
- クラスClass
-
- 曜限Day/Period
- 月曜3時限
-
- 教室Classroom
- 4-402
-
- 備考Remarks
- 使用言語:その他または複数言語
-
- 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience
授業の到達目標Objectives to be Attained
「コミュニケーション」が指す広大な知識、態度、スキルの概要を理解し、実践的な能力の向上を目指す。
授業の概要Method of Instruction
コミュニケーションという言葉はよく使われる割には正確に理解されていないため、日常の生活、特に外国語を使った異文化コミュニケーション能力の向上のための基盤としてのコミュニケーション能力を向上させる。
事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)
事前に資料を使って授業内容を学習し、授業中提示する疑問(コミュニケーション概念を個人の生活に適用することによって解答可能)に対する解答を準備してさらに次の授業に臨む。90分の授業に対して、最低90分の事前・事後学習を要する。
授業計画(各回の授業内容)Course Outline
-
- 1回目Session 1
- 授業の目的・目標、および課題を理解する
-
- 2回目Session 2
- 人間(ヒューマン)コミュニケーションのシンボル活動としての特性を理解する
-
- 3回目Session 3
- 人間が言葉を使って人との関係を作ったり、維持したりする過程を考察する
-
- 4回目Session 4
- シンボルとしての言語の特性の理解
-
- 5回目Session 5
- 言語を使うことによって可能な能力の理解と実践
-
- 6回目Session 6
- シンボルとしての非言語の特性の理解
-
- 7回目Session 7
- シンボル活動としての認識の特性の理解と能力向上
-
- 8回目Session 8
- 「聞く」と「聴く」の違いを理解して上手な「聴き手」を目指すための知識、能力の理解
-
- 9回目Session 9
- 「聴く力」を向上するための、言語、非言語的スキルの理解と実践
-
- 10回目Session 10
- 人間関係を築き、維持、発展させる過程とコミュニケーションの関係を理解する
-
- 11回目Session 11
- 一対多数の公的コミュニケーションの特徴の理解と能力向上
-
- 12回目Session 12
- 小集団内でのコミュニケーションの特徴の理解と能力向上
-
- 13回目Session 13
- 組織内でのコミュニケーションの特徴の理解と能力向上
-
- 14回目Session 14
- メディアを使ったコミュニケーションの特徴の理解と能力向上
-
- 15回目Session 15
- 異文化コミュニケーションの特徴の理解と能力向上
教科書・テキストTextbooks
宮原哲「新版 入門コミュニケーション論」、松柏社、2006年
参考書等References
なし
課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.
課題に対するフィードバックの方法Feedback Method
成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method
定期試験(50%) セルフモニター・レポート(20%) ミニリサーチペーパー(30%)
履修上の注意Other Course Information
コミュニケーション学という実践的な領域を学習する以上、授業での教員との、そして学生同士の交流もコミュニケーションの実践の場と考えて受講してもらいたい。提出物の期限を守るのは当然、授業でのディスカッションに積極的に参加したり、問題提起をしたりといった自主性もコミュニケーション能力の一部と考える。