シラバス - 数学入門I(2)

  • ナンバリングコードCode
  • 科目名Subject Name
    数学入門I(2)
  • 担当者名Instructor
    野間口 謙太郎
  • 単位Credit
    2
  • 履修年次Standard Year for Registration
    1-4
  • 学期Semester
    前期
  • クラスClass
  • 曜限Day/Period
    月曜4時限
  • 教室Classroom
    4-301
  • 備考Remarks
    使用言語:日本語
  • 実務経験のある教員等による授業科目Taught by instructor(s) with practical experience

授業の到達目標Objectives to be Attained

ねらい:文系大学における数学教育のスタンダードな内容を講義する。連立1次方程式は行列・ベクトル表記することで、見通しが良くなり、更に、効率的な解法にも導かれる。線形代数は、空間に座標系を設定すると、行列に関する理論となる。この学問は、数学はもとより情報、経済、経営にも利用されている。対象を複層的に考察するための基本的技法である。

授業の概要Method of Instruction

概念の理解は具体的な計算例によって得られるので、練習問題の解法も適宜行う。

[重要]
今年度は,4月になってもコロナが収まっていず,リモートでの授業となる可能性があります.その際は,授業日の1週間前にレポートを課し,授業日に提出してもらい,それに関連した演習問題(テスト形式)を受けてもらうことになります.詳細は,第1回授業日1週間前の4月5日までにメールでお知らせします.

事前・事後学習、時間等Study Required outside Class(Preparation, etc.)

数学は概念の有機的な積み上げに他ならないので,「納得」のための復習が必須である.各節の例題・練習問題等を解き直して,次週に備えること.

授業計画(各回の授業内容)Course Outline

  • 1回目Session 1
    行列と数ベクトル
  • 2回目Session 2
    行列の演算
  • 3回目Session 3
    行列の分割
  • 4回目Session 4
    連立1次方程式
  • 5回目Session 5
    基本変形
  • 6回目Session 6
    簡約な行列
  • 7回目Session 7
    連立1次方程式の解法
  • 8回目Session 8
    正則行列
  • 9回目Session 9
    行列式の定義
  • 10回目Session 10
    行列式の性質(1)
  • 11回目Session 11
    行列式の性質(2)
  • 12回目Session 12
    余因子行列とクラメールの公式
  • 13回目Session 13
    ベクトル空間
  • 14回目Session 14
    1次独立と1次従属
  • 15回目Session 15
    ベクトル空間の基と次元

教科書・テキストTextbooks

三宅敏恒「入門線形代数」(培風館)

参考書等References

講義に関する類書が図書館にあるのでそれを参考にすること。

課題の種類・内容Homework, Assignments, etc.

課題に対するフィードバックの方法Feedback Method

成績評価の方法・基準Evaluation Criteria/Method

ほぼ毎回の小テスト及びレポートで判断する.
小テストの中での節目に当たる重要なもの(3回程度)は必ず合格することを義務づける.

合格するまで複数回は同様の試験を行うつもりではある.
レポートは「わかりませんでした」の一言では評価は「−5」点.
分からないにしろ,少しは考えた足跡の残るようなものを提出すること.
期末試験は行わない予定だが,小テストの結果をみて判断する.
レポートは「わかりませんでした」の一言では評価は「−5」点.
分からないにしろ,少しは考えた足跡の残るようなものを提出すること.
期末試験は行わない予定だが,小テストの結果をみて判断する.

履修上の注意Other Course Information

原則として、出席回数が10回に満たない場合は、評価をDまたはEとする。